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2009年12月09日

外為9時 円、88円台前半で堅調 GDP改定値には反応薄

 9日朝方の東京外国為替市場で、円相場は続伸して始まり、堅調。9時時点は前日17時時点に比べ57銭の円高・ドル安の1ドル=88円37〜40銭近辺で推移している。アラブ首長国連邦(UAE)ドバイ首長国の政府系企業の格下げなどで欧州を中心にした信用不安が意識されており、安全資産とされる円の買いが優勢となっている。

 早朝には88円31銭近辺まで上昇した。ただ、「9日のアジア株の動向を見極めたい」との声も聞かれ、円の上値は限られている。対ユーロで円が伸び悩んだことにつれ、対ドルでも9時過ぎには88円60銭台に上げ幅を縮めた。

 内閣府が8時50分に発表した7〜9月期の実質国内総生産(GDP)改定値は前期比年率換算で1.3%増と、速報値の4.8%増から大幅に下方修正された。しかし、円相場への影響は限定的。市場では「7日に内閣府が2008年度のGDP確報値を訂正した時点で、7〜9月期GDP改定値への関心が薄れていた」(国内銀行)との指摘もあった。

 円は対ユーロで大幅に続伸して始まった後、やや上げ幅を縮小。9時時点では同1円72銭の円高・ユーロ安の1ユーロ=129円84〜89銭近辺で推移している。ドバイなどの信用不安が意識され、ドバイ向け債権が多いとされる欧州のユーロが円に対して売られた。ただ、8日のニューヨーク市場での高値(129円66銭)近辺では短期筋による持ち高調整の円売りもみられ、上値は抑えられている。9時過ぎには 130円台に伸び悩んだ。

 ユーロは対ドルで4日続落して始まった後、軟調。9時時点では同0.0101ドルのユーロ安・ドル高の1ユーロ=1.4691〜94ドル近辺で推移している。ドバイの信用不安やギリシャの格下げが、対ドルでもユーロ売り材料となっている。8時30分過ぎには 1.4665ドル近辺まで下落し、8日のニューヨーク市場の安値(1.4680ドル)を下回る場面があった。

参照元
NIKKEINET
http://markets.nikkei.co.jp/kawase/


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