» » 外為9時 円、89円台半ばで下げ渋る 輸出企業の円買いの思惑

2009.12.16

外為9時 円、89円台半ばで下げ渋る 輸出企業の円買いの思惑

 16日朝方の東京外国為替市場で、円相場は続落して始まった後、下げ渋り。9時時点は前日17時時点に比べ34銭の円安・ドル高の1ドル=89円45〜48銭近辺で推移している。前日発表された11月の米卸売物価指数(PPI)や同月の鉱工業生産指数が市場予想を上回り、16日に終了する米連邦公開市場委員会(FOMC)後の声明で、将来のインフレ警戒感を示すことや景気認識を上方修正する可能性があることが意識され、円売り・ドル買いが先行した。しかし、89円台では国内輸出企業が円買い・ドル売りを入れるとの思惑が強く、円の下値は限られている。9時ごろには89円46銭付近まで下げ幅を縮めた。

 円は対ユーロで続落して始まった後、上げに転じた。9時時点では同9銭の円高・ユーロ安の1ユーロ=130円09〜12銭近辺で推移している。米景気指標の改善を受け、投資家がリスクを取りやすくなるとの見方から円は売られて始まった。しかし、欧州の財政悪化懸念や域内の金融機関に対する懸念が根強く、次第に円買い・ユーロ売りが優勢となった。

 ユーロは対ドルで3日続落して始まった後、安い水準で小動き。9時時点では同0.0071ドルのユーロ安・ドル高の1ユーロ=1.4538〜41ドル近辺で推移している。欧州の財政悪化懸念や米景況感の改善から、ユーロは対ドルで売られている。

参照元
NIKKEINET
http://markets.nikkei.co.jp/kawase/


ページ上へ