キャッシング返済期間の長さによるメリット・デメリットをまとめました
キャッシング返済期間の長さによるメリット・デメリットをまとめました

キャッシングは会社によって、それぞれ返済期間を定めています。
その返済期間が長いほど1回の返済額は少なくなりますが、利息は高額になってしまいます。

ではキャッシングの返済期間はどのくらいを目安にすればよいのでしょうか。
今回はキャッシングの返済期間や返済回数、利息についてご紹介します。

キャッシングの金利や利息の計算方法とは?例を交えて紹介

キャッシング業者によっては低金利をウリにしている所もたくさんあります。
ではそもそも金利とはどういったものなのでしょうか。

金利とは、お金が借りた消費者金融や金融機関に支払う手数料のようなものです。
金利は年率で計算されており

1年間お金を借りたときに発生する利息

となっています。
もちろん返せるのであれば、1年を経たずに返済することも可能です。

たとえば1ヶ月で返済した場合は、1ヶ月分の利息を支払います。

日割りで行う利息の計算方法とは

利息は基本「借入残高×金利÷365日」で計算します。
これに返済期間をかけています。

たとえば10万円を1ヶ月(30日)で返済し、利息は15%とします。

その場合10万円×15%(0.15)÷365日×30日=1,232円 利息は「1,232円」となります。

これを1年間で返済した場合は、10万円×15%で15,000円です。

金利の上限は「利息制限法」によって決まっている

金利は「利息制限法」という法律で上限が定められています。

  • 10万円未満…年20%
  • 10~100万円…年18%
  • 100万円以上…年15%

となっており、キャッシングはこの範囲内で金利を決めています。
ただしA社がB社より低金利であっても、最低金利で借りることができるかは審査を受けないとわかりません。

利用限度額などの条件で金利は決まるため、業者によって金利が違うこともありえるのです。
どこで借りるか悩んだ場合は、最低金利だけで決めるのではなく、実際に審査を受けてみましょう。

返済回数によってどれだけ利息を節約できる?

返済回数によってどれだけ利息を節約できる?

返済期間や回数が長くなればなるほど利息は高額になっていきます。
金利だけに注目して返済回数に目を向けないと、損をしてしまう可能性があります。

その可能性があるのが、基本的にカードローンは、元本と利息と毎月セットで返済します。
そのため返済期間が長いと、利息を支払う回数が増えてしまいます。

そのため返済回数が長いと、利息を多く支払わなくてはいけないのです。
そのため金利や借入金額、毎月の返済額だけ考えていると、とても損をしてしまう可能性があります。

では実際に、返済回数によってどれだけ利息は変わっていくのでしょうか。

ここでは1万・5万・10万・50万・80万を借りたときに、返済回数によってどれだけ利息が違うのかシミュレーションしてみます。
※金利を15%で計算します。

1万円借りた際の返済回数と総額

1万円の場合、大きな差はでませんが、返済金額を倍にするだけで356円の節約ができます。

借入金額 利率 返済回数 返済総額 月々の返済額
1万円 15% 11回 10,745円 1,000円
1万円 15% 6回 10,389円 2,000円
差額 △356円
5万円借りた際の返済回数と総額

5万円になると利息分が多くなってきました。
返済回数を倍にすると約4,000円の節約になります。

借入金額 利率 返済回数 返済総額 月々の返済額
5万円 15% 12回 54,144円 4,512円
5万円 15% 24回 58,176円 2,424円
差額 △4,032円
10万円借りた際の返済回数と総額

10万円になると、返済回数24回と12回では約8,000円の差となりました。

借入金額 利率 返済回数 返済総額 月々の返済額
10万円 15% 12回 108,300円 9,025円
10万円 15% 24回 116,352円 4,848円
差額 △8,052円
50万円借りた際の返済回数と総額

50万円ともなると金額が大きいので、返済回数を24回と48回に設定しました。

返済回数を倍にすることで、86,088円も返済総額が増えてしまいました。

借入金額 利率 返済回数 返済総額 月々の返済額
50万円 15% 24回 581,832円 24,243円
50万円 15% 48回 667,920円 13,915円
差額 △86,088円
80万円借りた際の返済回数と総額

80万円だと返済回数を倍にすることで、なんと約13万円も返済総額が増えていることがわかります。

借入金額 利率 返済回数 返済総額 月々の返済額
80万円 15% 24回 930,936円 38,789円
80万円 15% 48回 1,068,672円 22,264円
差額 △137,736円

低金利の場合でも返済回数が長ければ損するパターンもある

借入金額 利率 返済回数 返済総額 月々の返済額
50万円 18% 24回 599,088円 24,962円
50万円 15% 48回 667,920円 13,915円
差額 △68,832円

金利が3%違っても、返済回数を長くすれば68,832円も高くなってしまいます。

そのため月々の返済額を多くすれば、余計な利息を払わなくてすみます。

キャッシング業者の最大返済回数や返済期間を比較

低金利のローンはそれだけ返済額が少ないように感じますが、返済回数が多ければそれだけ返済総額が多くなってしまいます。

また金利が高くても返済回数が少なければ、低金利のものより返済総額が少なくなる場合もあります。

そのため利息を節約したいなら、金利よりも繰り上げ返済を考えましょう。
繰り上げ返済は、大手消費者金融ならほとんどが認めています。

キャッシング業者によって最大返済回数や返済期間、金利は異なります。
ここではキャッシング業者ごとの最大返済回数や返済期間について比較しました。

業者名 金利 返済期間・回数
アイフル 3.0~18.0% 借入直後、最長14年6ヶ月(1~151回)
SuLaLi(アイフル) 18.0% 借入直後最長2年8ヶ月(1~32回)
SMBCモビット 3.0%~18.0% 最長60回(5年)。ただし、返済能力その他の事情にかんがみ、合理的な理由があるとSMBCモビットが認めた場合には、最長106回(8年10ヶ月)
プロミス 4.5%~17.8% 最終借入後原則最長6年9ヶ月・1~80回
プロミスレディースキャッシング 4.5%~17.8% 最終借入後原則最長6年9ヶ月・1~80回
レイクALSA 4.5%~18.0% 最長8年・最大96回(ただしカードローンは最長5年・1回~60回)
楽天銀行スーパーローン 1.9%~14.5% 1年毎の自動更新

返済回数が一番長いのはアイフルで、151回(最長14年6ヶ月)となっています。
返済回数が長くなるほど月々の金額は下がりますがその分、返済総額は多くなってしまいます。

そのため借入する際にはきちんと返済計画を立てる必要があるのです。

公式サイトの返済シミュレーションを利用しよう

毎月の返済額や返済回数を手軽に知りたい場合は、公式サイトなどにある「返済シミュレーション」を活用するのがおすすめです。

借入希望金額・借入利率・返済回数を入力すれば、毎月どのくらい返済すればよいのか表示されます。

また返済回数を知りたければ、借入希望金額・借入利率・毎月の返済金額を入力します。
このシミュレーションを利用すれば返済額や返済回数の目安を知ることができます。

ただしどのくらい適用金利になるかは、実際に審査してもらわないとわからないこともあります。
その場合はいったん審査に申し込み、どのくらいの金利で借りられるのかを確かめるのもおすすめです。

利息を節約したいなら繰り上げ返済がおすすめ

少しでも返済期間を短くし、利息を節約したいなら「繰り上げ返済」を考えてみましょう。

キャッシングの際は、契約の際に「毎月〇〇円返済する」という契約をします。
しかし、臨時返済や一括返済など、繰り上げ返済を行うことも可能です。

この繰り上げ返済分は、元本の返済に充てられます。
そのため、元本が減れば利息も減少していくのです。

では繰り上げ返済を行えばどのくらいの利息を節約できるのでしょうか。

借入金額を一括返済する場合の計算方法

一括返済を行う際に必要な返済金額は、借入している「元金」と利用残高と日数に応じた「利息」を合わせた金額です。

その場合、利息は利用した部分だけかかり、その分の利息が軽減できます。
必要になったときは再び融資を利用することもできます。

カードを利用したキャッシングしていた場合、カードは継続して利用できます。
次回利用するまでそのままカードを所持しておきましょう。

繰り上げ返済をする場合

50万円を金利18%で借りて、50回(6年)で返済する契約をしたとします。

そして4年目で5万円繰り上げ返済を行ったとします。
繰り上げ返済をした場合

繰り上げ返済をした場合
返済期間 返済総額 利息総額
5年7ヶ月 80万3,170円 30万3,170円
繰り上げ返済しなかった場合
6年 82万1,016円 32万1,016円

これにより利息は18,000円節約できます。
たとえばもっと早い段階で繰り上げ返済を行えば、これよりも利息を節約できます。

キャッシングやカードローンを延滞するとどうなるの?

キャッシングやカードローンを延滞するとどうなるの?

では毎月の返済日に返せなかったり、どうしても返せなくなったらどうなってしまうのでしょうか。

まず返済日に遅れると「遅延損害金」が発生します。
これはほとんどのキャッシング業者が設定しています。

遅延損害金とは、利息とは別に設定されている延滞料金です。
延滞日数に応じてかかります。

延滞中は限度額に余裕があっても、新たに借入ができません。
また自動融資も利用できなくなります。

もし無利息期間中に延滞をしてしまうと、無利息では無くなるので注意が必要です。

延滞したときにはなるべく早く入金しよう

返済を延滞してしまったときには、できるだけ早く入金しましょう。

返済方法は通常の返済方法と変わりません。
延滞が続くとキャッシング業者から連絡がくることがあります。

その際はしっかり応対し、いつまでにお金が用意できるか答えましょう。

延滞しにくい返済計画はどう立てればよい?

延滞をしないためには、自分の収入と支出のバランスを良く考えることが大切です。

またキャッシング業者によっては、返済日を通知してくれるサービスがあります。
それらを利用すれば、返済を忘れにくくなるでしょう。

また返済日を自分で決められる場合もあります。
給料日が決まっているなら、給料日付近を返済日に設定しておけば、余裕をもって返済できます。

まとめ!借入する際は金利だけでなく返済期間にも注目しよう

まとめ!借入する際は金利だけでなく返済期間にも注目しよう

お金の借入を行う際には、つい金利だけに注目しがちです。

しかし低金利であっても、返済期間を長く設定すれば利息が高くなってしまいます。
そのため、キャッシングの際に重要なのは返済期間をどれだけ短くできるかです。

もし可能であれば繰り上げ返済を行いましょう。
繰り上げ返済を行えば、それだけ元本を減らし、利息も減らせます。

各キャッシング業者では返済シミュレーションや相談窓口が設けられていますので、そちらを積極的に利用しましょう。

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