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2017.10. 6

米雇用統計で相場は動くか? 〜案外ダメかもね〜

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昨日のマーケット

晩の海外市場は、FRB要人のタカ派発言、米8月貿易収支や週間新規失業保険申請件数、 8月製造業受注などの経済指標が良好となったこと、米下院で2018年度予算決議案を可決したことなどからNYダウが100ドルを超える上昇となったことなどから、 ドル買いが優勢となった。

ドル円は112.41から112.88まで反発、ユーロドルは1.1779の高値からECB議事録で、ユーロ高に懸念が示されたことで1.1699まで下落、 ポンドドルは、メイ英首相の辞任観測などもあり1.3108までじりじりと下値を拡大、ユーロポンドは0.8934まで買いが優勢後も底堅い動きを続けた。

一方クロス円は、欧州通貨売りに総じて軟調な展開となり、ユーロ円は132.77から131.84まで下落、 ポンド円が147.68まで売りに押され、オージー円が87.77、NZD円が80.21、カナダ円が89.62まで売りに押された。

ポジションは、オージードルの0.7820と0.7800の成約は、ほとんど利食いのチャンスがなく、0.7791で損切した。 従って、月間損益は▲0.67円、累計損益は+2.40円となる。

FX取引のレバレッジ引き下げについて

それからこれは蛇足だが、金融庁がFX取引の 証拠金倍率(レバレッジ)の引き下げを検討しているとの報道が出ている。

現行の最大25倍から10倍程度に引き下げるというもので、為替レートが急変動した場合に、 個人投資家が想定を超える損失を抱えるリスクが高まっていると判断したと説明されている。

過去も引き下げた経緯があるが、これは全くの誤りであり、FX取引の実態を全く理解していない。

個人投資家のFX取引は、「マージン・コール」として、預入証拠金の最低限を割り込むような動きが出た場合に、 強制的にポジションを業者がカットするシステムを採用しており、最低でも預入金額以上の損失は、通常発生しない。

確かに過去、南アランド円の銀行サイドのテクニカル的なミスやスイスフラン・ショックで、 元本を割れる損失が発生したケースはあるが、これは実際、レバレッジを引き下げれば解決される問題でもない。

一方財務省は、個人の金融取引の活性化や金融市場の国際化を目指しており、NISA取引の開始など新たな金融商品の導入など規制の緩和を進めている。

そういった中、逆行する動きを示すのは不思議な感じが強い。 それなら「子供NISA」など子供に株式の取引を推奨するなど、もっと最悪な政策だろう。

あくまで投資は自己責任であり、レバレッジも個人が自己のリスクで選択するべきものである。 当局がこういった形で規制することは、市場の活性化を奪うもので、いろいろ弊害を生む可能性が高い。

もし実施されるなら大失望であり、個人的にはこの突然のレバレッジ引き下げに大反対である。

2017年10月6日(金)の注目材料はこれだ!
(重要度に分けて★3段階で表示しています)
15:00 (独) 8月製造業受注 [前月比] (前回-0.7%)
21:30 (米) 9月非農業部門雇用者数 (前回+15.6万人 予想+7.0万人)
21:30 (米) 9月失業率 (前回4.4% 予想4.4%)
21:30 (米) 9月平均時給 [前月比] (前回+0.1% 予想+0.3%)
21:30 (加) 9月就業者数 (前回+2.22万人)
21:30 (加) 9月失業率 (前回6.2%)
22:15 (米) ボスティック・アトランタ連銀総裁講演
22:30 (米) ノボトニー・オーストリア中銀総裁、ビルロワドガロー仏中銀総裁講演
23:00 (加) 9月Ivey購買部景況指数 (前回56.3)
23:00 (米) 8月卸売売上高 [前月比] (前回-0.1%)
23:00 (米) 8月卸売在庫・確報値 (前回+1.0% 予想+0.3%)
01:15 (米) ダドリーNY連銀総裁講演
01:45 (米) カプラン・ダラス連銀総裁講演
02:00 (米) ブラード・セントルイス連銀総裁講演
04:00 (米) 8月消費者信用残高 (前回+184.99億USD 予想+160.00億USD)

ポイント 経済指標発表時もスプレッドが狭い!だいまん氏が愛用中のおすすめFX業者

今日の相場見通し

今夜は注目の米9月雇用統計の発表があるので、相場が大きく動くのか注意となる。

特に現状では、ハリケーンの影響で、非農業部門雇用者数の大幅な低下が予想されているが、 直近発表された米ISMの両指標などは、ハリケーンにも関わらず、強い結果となっている。

あまり弱い数字を見込むと、想定外に強い内容となるリスクもあるかもしれない。 更にもし弱い数字となっても、「ハリケーンのせいだ」と市場が、弱い結果を意に介さないかもしれない。

加えて平均時給の結果も注意だが、こちらはハリケーンで一時的な人手不足となった場合、時給の上昇などの可能性もある。 ドルが押しても買うのが面白そうだ

一方カナダでも雇用統計やIvey購買部景況指数が発表される。
2回の利上げで、強気のカナダドル相場だが、直近では中銀関係者が、利上げの連続性に疑問を示している。

結果の強弱で相場が動いても、米雇用統計後のドルの流れに押し流されてしまう可能性もありそうだ。

その他FRBの要人発言は、12月の利上げを支持する発言が続くと思うが、既に影響は少ない。 また、週末を睨むとNZファースト党が、連立関係先を決定し発表する。

NZでは、総選挙で与党国民党が過半数を取れず、現状は連立の動向が焦点となっている。

連立先と指摘されているNZファースト党は、10月7日に連立先を決定するとしているが、 実際第2政党となる労働党と連立を組む可能性もあり、この結果次第では政治混乱が発生する。

このNZファースト党は、TPP参加に否定的で、もし与党と組んだとしても、 こういった面で、連立先はNZファースト党に、譲歩を強いられ易く、どの道NZドル相場に良い影響を与えそうもない。NZドル売りに注意となる。

また、月曜日は東京が休場で、ポジション調整が出易い。
加えて週末の北朝鮮リスクが残ることは留意しておきたい。

◆ 本日の想定レンジ ◆
ドル円=112.00〜113.50
ユーロドル=1.1650〜1.1750
NZDドル=0.7050〜0.7150

今日のデイ・トレード戦略

ドル円は、揉み合いが続いている。
のブレイクは注意となるが、上値は112.90-113.10が押さえると上値追い出来ない。

113.20-30を超えて、113.35-45が視野となるが、上抜けは不透明。あくまで113.55-60や113.65-75の上ヒゲを超えて強気が見える形。

一方下値は112.55-65の維持では良いが、112.20-40を割れると、111.95-05、111.55-80が視野となるが、維持では堅調が続く。リスクは111.45-50を割れるケースとなる。

戦略は、あくまで押し目待ちで、積極的なレベルとして、112.55に買いを置くのが良いが、雇用統計の日は、 スプレッドが広がり易いので、ストップが難しい。

騙しも多く出るので、本来的には広めに置いて、あとは自分でリアルに決済するのが理想的。

なので、思い切るなら111.45に置くのが安全となる。
ただし、付くと痛いので、対処法としては、更に112.05、111.85、111.65まで買いを置いて、ストップを全て111.45として、あとは臨機応変に対応する。

利食いは112.55の買いは、113.40に利食いを入れる。その他のビッドは、50BP程度として調整するが、荒れるなら任意に決済する可能性があることはご了承願いたい。

ドル円6時間足チャート

ドル円6時間足チャートト
(チャート:GMOクリック証券より)

ユーロドルは、反発しても戻りでは売られ易い状況が続いている。
1.17割れを突っ込んで売る状況ではないとしても、戻りは重そうだ。

上値は1.1735-65が押さえると弱い。
1.1775-00を超えて、1.1805-20が視野となるが、売りが出易い。

下値は1.1695-00を割れると1.1675-95が視野となるが維持では更に突っ込み売りは出来ないが、 1.1655-65を割れると1.1645-55、1.1620-30が視野となるが、維持では良いが、リスクは1.1605-15割れとなる。

戦略は、1.1760の売りで、ストップは1.1805とする。
ターゲットは1.1680としておく。また買いは1.1655に置いて、ストップは1.1595で、利食いは、週末で安値引けの可能性もあり30BPと小さくしておきたい。

ユーロドル60分足チャート

ユーロドル60分足チャート
(チャート:GMOクリック証券より)

NZDドルは、週末のNZファースト党の決定次第。与党とつくならNZドル買い。野党とつくならNZドル売りなので、どっちに行くか分からない。 このポジションをデイ・トレで取って意味があるかは不透明なので、賭けて持ち越すなら別だが、通常はやらない。

逆に週明けに結果で動いてから考えるのが無難でしょう。
ただ、逆に売り込んでいる可能性もあるので、「あや戻り」もありそう。少し試して、来週のイメージを作っておきたい。

下値は現状0.7095-00レベルまでだが、割れると0.7035-60まで視野となる。
一方上値は0.7115-25が押さえると弱いが、超えると0.7140-50などはありそうだ。

更に上昇は不透明だが、0.7160-80、0.72まで売りが出易い。リスクは0.7205-20ゾーンや0.7240-50ゾーン超えとなる。

戦略は、来週までの睨むなら深押しにつかなくて良いつもりでビッドを入れるが、 このブログは、デイ・トレなので、現在0.7106で買ってみた

利食いは軽く0.7045として置く。ストップは今の安値0.7095に置くのが良いかもしれないが、それではちょっと簡単につきそう。 0.7075ぐらい(ヤマ勘)において置く。

NZDドル日足チャート

NZDドル日足チャートト
(チャート:GMOクリック証券より)

それでは、今夜も「Good Deal!

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