• 公開日:2019.6.17()
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注目は今週のFOMC!ユーロは経済指標よりもドラギ総裁の発言に注意

注目は今週のFOMC!ユーロは経済指標よりもドラギ総裁の発言に注意

金曜は5月景気良好によるドル買い戻しで終了

金曜日の海外市場は、米5月小売売上高が総じて良好だったこと、5月鉱工業生産指数が市場予想を上回ったことで、ドルの買い戻しで終了した。

ドル円は108.16を安値に108.59まで反発。
ユーロドルは、独10年物国債利回りが過去最低を付けたことで1.1289から1.1203まで下落。
ポンドドルは1.2580までじり安となった。

クロス円では、ユーロ円が122.18から121.59、ポンド円が136.53まで下落。

オージー円が、
「豪州中銀が、11月に政策金利を0.75%まで引き下げる」 との豪銀レポートを受けて74.50まで値を下げた。

NZD円が70.43、カナダ円が80.86まで売りに押された。

前日(6/14)のポジション&損益「金曜のトレードは痛手を負う形に」

金曜日のポジションは、ポンドドルの1.2640と1.2600の買いが約定も、ぎりぎりまで待ったが1.25884で結局損切り
ドル円の108.50の売りが約定も108.448で早々と止めて、デイでは、▲0.618円となり、月間損益は+1.40円、年間累計損益は+18.71円に減少した。

損益比較 一昨日(6/13) 前日(6/14)
デイリー損益 +0.074円 ▲0.618円
月間損益 +2.02円 +1.40円
年間累計損益 +19.33円 +18.71円

だいまん氏のぼやき「FOMCの動きがあるものの今週はドル買い」

金曜日のポンドドルの1.2640の買いは、15BPぐらい取れるチャンスもあったが、そのまま寝てしまい、その後1.2600の買いも約定。
これも若干で利食えたが決済せず、ぎりぎりまで粘るも、午前4時台に止める結果となった。

今週はFOMCで相場が動きそうだが、やっぱりドル買いになると思う。
今日、ポンドは売り目線に切り替えたい。

本日の注目材料はこれだ!

本日の注目材料「米経済指標よりも、ドラギ発言に注意か」

21:30 (加) 4月対カナダ証券投資額 (前回-14.9億加ドル)
★★★21:30 (米) 6月NY連銀製造業景気指数 (前回17.8 予想12.0)
★★23:00 (米) 6月NAHB住宅市場指数 (前回66 予想67)
★★★26:00 (ユーロ圏) ドラギECB総裁講演(ECBフォーラム)
05:00 (米) 4月対米証券投資 [除短期債) (前回-284億ドル)
05:00 (米) 4月対米証券投資 (前回-81億ドル)
★★米通商代表部(USTR)・対中制裁第4弾に関する公聴会
◆ 本日の想定レンジ ◆
ユーロドル=1.1170~1.1270
ポンドドル=1.2530~1.2680

通商問題や地政学リスクが、相場を神経質にしているが、今週は注目のFOMCで政策金利が発表される。
この結果次第では、相場が大きく動く可能性に注意して対応したい。

今夜の経済指標としてはカナダの証券投資額に対する関心度は低く、影響は見えないだろう。
米国では、6月NY連銀製造業景気指数NAHB住宅市場指数が焦点。
ただFOMCを控えており、結果の強弱での相場の反応は限定されそうだ。

要人発言としては、ECB(欧州中央銀行)のフォーラムで、ドラギECB総裁(マリオ・ドラギ)が講演する。
引き続きユーロ圏経済に、楽観的な見方を示すだろうが、一方で金融緩和余地を示す可能性も残っている。
こういった面がユーロ相場の重しとなるか注意しておきたい。

また、USTR(米通商代表部)が対中制裁第4弾に関する企業向け公聴会を開催する。
企業からは、いろいろ不満が出ているが、USTRに態度は強硬。
対中制裁に対する懸念が、リスク志向を抑える可能性に留意しておきたい。

今日の戦略「ドル円は、今日もやめて置く」

ユーロドルはじり安だが、総じてレンジから離れる展開は想定できず、逆張りスタンスもやはり戻れば売り中心に狙いたい。

上値は1.1225-35、1.1245-60、1.1265-70が抑えると弱い。
1.1285-95や1.1295-05を超えても1.1325-30では売りが出易い。
リスクは1.1340-50超え。

下値は1.1195-05の維持では良いが、割れると1.1175-85、1.1165-75が視野となる。
維持では堅調も1.1155-65を割れると1.1145-50、1.1135-40を維持できずに、1.1125-30や1.1105-10を割れると調整が深まる。

戦略は売りを1.1245、1.1270に置いて、ストップを1.1305とする。
買いは1.1180、1.1155に置いて、ストップを1.1115としたい。
利食いは30BPとしておく。

ユーロドル4時間足チャート相場(GMOクリック証券FXネオより)

ユーロドル4時間足チャート相場(GMOクリック証券FXネオより) (チャート:GMOクリック証券 FXネオより)

ポンドドルは突っ込み売りは出来ないが、直近安値を割れるリスクがある。
戻り売りだが、直近安値割れは騙しとなる可能性もありそうで、そういった下落では買いも狙いたい。

上値は1.2615-25、1.2625-35が抑えると弱い。
1.2645-55や1.2655-65を超えて、1.2670-80、1.2690-00が視野となる。 リスクは1.2705-10超え。

下値は1.2675-80の維持では良いが、割れると1.2565-75、1.2555-60を割れると1.2525-35、1.2495-05、1.2475-80まで順次視野となる。

戦略は売りを1.2620、1.2655、1.2685に置いて、ストップを1.2710。
買いは1.2550、1.2515に置いて、ストップを1.2445とする。
利食いは大きめの70BPとしておくが、負けているので今日は利食いを優先したい。

ポンドドル60分足チャート相場(GMOクリック証券FXネオより)

ポンドドル60分足チャート相場チャート相場(GMOクリック証券FXネオより) (チャート:GMOクリック証券 FXネオより)

本日紹介するFX初心者向けテクニカル指標「ストキャスティクス」

ストキャスティクスは、オシレーター系の分析手法の中でも、比較的人気が高い分析手法。
しかしオシレーター系の分析手法は、ダイバージェンスという逆行が起きることで、なかなか使いづらいという指摘もある。

このダイバージェンスは、買われ過ぎ(売られ過ぎ)にあっても価格が上昇(下落)する反対の事象が出るケースで、特に短期のチャートではなかなか利用しづらいことも事実。
ただ為替市場では取引高が把握できないので、モメンタムの強弱を見るにはオシレーター系の指標の利用価値があると考えている。

またこのストキャスティクスに関しては、先行と遅行指数を利用して(産出方法は省かせて頂きます)、早くサインが出る「ストキャスティクス・ファースト」、ゆっくりとサインが出る「ストキャスティクス・スロー」の2種類がある。
個人的には、この「ストッキャスティクス・スロー」を利用することが多い。

現状のポンドドル相場でみると、以下のチャートが日足のストキャスティクス・ファースト(%K=9、%D=3、Slow%D=3)を表示したものが、既に先行指数が売られ過ぎから反転している。
そうなると、売りから買い転換の可能性があるかも??

ポンドドル日足チャート相場のストキャスティクス・ファースト

ストキャスティクス・ファースト (チャート:GMOクリック証券 FXネオより)

一方、以下のチャートは同じポンドドルの日足のストキャスティクス・スローを表示したもの。
こちらは、まだ売りサインが続いている。
これを考えると本日の相場もまだ戻り売り中心だが、そろそろ買い場も近いかもしれない。

あくまで明日以降の変化も見て送ることが必要だが、そろそろ深めの押し目では買いも検討したいところ。

ポンドドル日足チャート相場のストキャスティクス・スロー

ストキャスティクス・ファースト (チャート:GMOクリック証券 FXネオより)

作成時間2019年06月17日 11:00AM

それでは、今夜も「Good Deal!

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だいまん(元外銀ディーラー)のプロフィール

だいまん
文 一雄(通称:だいまん)
アジア系外銀にて外国為替の貿易事務、マネー、債券、為替ディーラーを歴任。
ディーリング及び決済関連業務に精通し、2002年に20年間勤務した同銀行を退職。
銀行在籍時より運営していた外国為替予想サイト「円を救え」やインターネット・ラジオをベースに、個人のFX取引を支援するために、リポート配信やセミナー活動を続ける。
著書「外貨建て投資入門&実践ガイド」「あなたのお金を10倍にする外貨投資術」
LINEはじめました。

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