• 投稿:2018.10.15 (最終更新:2018.10.15)

アメリカ合衆国(米国)の圧力を受けながら、なぜ円高が拡大しないのか?

アメリカ合衆国(米国)の圧力を受けながら、なぜ円高が拡大しないのか?

昨日のFX為替相場マーケット(NY株価の動きに一喜一憂)

金曜日の海外市場はNY株価の動きに一喜一憂する形が続いた。
NYダウは414ドル高からスタートした後、52ドル安まで一時値を下げたが、その後反発し287ドル高で引けた。

米10月ミシガン大学消費者信頼感指数は、予想を下回った。
また米10年物国債利回りは前日比、若干上昇したが影響は限定された。

ドル円が112.50を高値に111.88まで下落後、再度112.25まで反発。
ユーロドルは1.1610を高値に、エッティンガー欧州委員(ギュンター・ヘルマン・エッティンガー)のユーロ高けん制発言を受けて1.1535まで下落。

ポンドドル相場も1.3258を高値にコーヴェニー・アイルランド外相が
ブレグジット交渉は、まだ何も合意しておらず、ここ最近の楽観的見方は根拠となるものが少ない」

北アイルランド民主統一党議員が
「ブレグジット交渉が悪い結果となれば、メイ首相(テリーザ・メイ)の不信任投票も」
と述べたことで1.3146まで売りに押された。

なお
「英国とEUは、来週15日にもブレグジット協議の進展について公表する」
と伝わっている。

一方クロス円ではユーロ円が129.36、ポンド円が147.18まで値を下げ、オージー円が80.17から79.51、NZD円が72.77、カナダ円が85.76まで一時下落した。

金曜日のポジションは112.30の売りが約定したが、上に持って行かれたので、ちょっと小心になって112.30の「チャラ」で決済。
一方ポンドドルの買いが1.3180、1.3155と遅くに約定したが、既に時遅しで1.31517で止めて▲0.352円。
従って月間損益は+1.49円、累計損益は+34.73円となる。

本日の注目材料はこれだ!
13:30(日)8月鉱工業生産・確報値[前月比](前回0.7%)
16:15(スイス)9月生産者輸入価格[前月比](前回0.0%予想0.1%)
★★★ 21:30(米)10月NY連銀製造業景気指数(前回19.0予想19.0)
★★★ 21:30(米)9月小売売上高[前月比](前回0.1%予想0.6%)
★★★ 21:30(米)9月小売売上高・除自動車[前月比](前回0.3%予想0.4%)
★★ 23:00(米)8月企業在庫[前月比](前回0.6%予想0.5%)
★★★ EU各国・2019年予算案提出期限(EU予算委員会)
米3年物国債(240億ドル)償還
★★★ 米財務省・半年次為替報告書提出期限
★★ 米企業決算:バンク・オブ・アメリカ

今日の為替相場「週明け株価の動きが焦点」

株価の下落を受けて神経質な展開が続いているが、今日も週明けの株価の動きが最大の焦点。
ただ米企業の決算発表がスタートしており、良好な結果が株価を支えてくれるか注目したい。

経済指標としては、米国では10月NY連銀製造業景気指数や9月小売売上高など景況感を見る上で重要な指標が公表される。
良好な結果が米長期金利を下支えするとドルも堅調な推移が想定される。

その他ではEU各国が欧州委員会に2019年の予算案を提出する。
一部でイタリア政府の予算案を財政規律違反として、欧州委員会が拒絶する可能性が警戒されている。
その場合、ユーロ相場を圧迫するので注意。

また18-19日のEU首脳会議を前に、ブレグジット交渉が佳境に入っているが、交渉の行方に関して様々な憶測やニュースが飛び交っている。
こういったニュースが飛び込んで来るとポンド相場が荒れる可能もあるので注意。
加えて米財務省の半期為替報告の議会への提出期限となっている。

本日発表されるか不透明だが、中国を為替操作国と認定する可能性が指摘されており、その場合米中貿易戦争に対する懸念が更に強まるので注意。

また週末ムニューシン財務長官が、日米通商交渉において「為替条項」を求めると明言している。
現状市場の反応は鈍く、為替報告書では日本を為替操作国と認定することないとしても「監視リスト」に残ることは間違いなさそう。

こういった面がドル円相場の上値を押さえる可能性を考慮しておきたい。

◆ 本日の想定レンジ ◆
ドル円=111.60~112.80
ユーロドル=1.1500~1.1600
ポンドドル=1.3030~1.3230

今日のデイ・トレード戦略「ドル円逆張り、ユーロドルもレンジ取引でポンドドルはニュース次第」

ドル円は保合い気味で逆張りだが、このレンジの取引には妙味はなさそう。
レンジをブレイクした場合において更に逆張り場を探したい。

上値は112.25-30、112.35-40が押さえると弱い。
112.45-55を越えて112.55-65、112.75-85を越えて、112.85-95から113.15-20の窓が視野となるが、押さえると上値追い出来ない。
リスクは113.25-35や113.35-45超え。

一方下値は111.95-05の維持では良いが、111.80-90や111.65-70を割れると111.50-60、111.30-40や111.10-20を割れると110.95-05が視野となるがリスクは110.85-95割れ。

戦略は買いは111.60、111.35、111.05に置いてストップを110.85とする。
売りは112.65、112.95、113.15に置いて、ストップを113.35とする。
利食いは50BPにおいておく。

ドル円60分足チャート相場(GMOクリック証券FXネオより)

ドル円60分足チャート相場(GMOクリック証券FXネオより) (チャート:GMOクリック証券 FXネオより)

ユーロドルも基本はレンジ取引となりそう。
上値は1.1560-70を越えて、1.1580-90、1.1595-00が視野となるが、押さえると上値追い出来ない。
1.1605-15の上抜けから1.1625-35や1.1645-55を越えて、1.1660-75、1.1695-05が視野となる。

一方下値は1.1545-55の維持では良いが、1.1535-40を割れると1.1525-30。
1.1515-20を割れると1.1495-05が視野となる。
リスクは1.1475-85を割れるケース。

戦略は売りを1.1590において、ストップを1.1615として更に1.1640、1.1670、1.1690においてストップを1.1735とする。
買いは1.1530、1.1500に置いてストップを1.1475とする。
利食いは50BPとして、臨機応変に対応したい。

ユーロドル60分足チャート相場(GMOクリック証券FXネオより)

ユーロドル60分足チャート相場(GMOクリック証券FXネオより) (チャート:GMOクリック証券 FXネオより)

ポンドドルは早朝からブレグジット絡みの懸念で下げているが、まだまだニュースや思惑で荒れそう。
付かなくても良いつもりで、上下にオーダーをおいておきたい。

上値は1.3145-55が押さえると弱い。
1.3180-90を越えて1.3195-05、1.3215-25や1.3250-60を越えて1.3275-80、1.3295-05を超えて、1.3355-65、1.3395-05、1.3445-50が視野となるが、更なるリスクは1.3465-75超え。

下値は1.3085-95を割れて1.3045-50が視野となるが、維持では良いが、1.3025-35を割れると1.2995-05、1.2965-75、1.2955-60、1.2940-50が視野となる。
リスクは1.2920-30割れとなる。

戦略は買いを1.3055、1.3000、1.2955に置いて、ストップを1.2920とする。
一方売りは1.3200に置いて、ストップを1.3255、更に1.3275、1.3300、1.3355に置いて、ストップを1.3405として置く。
利食いは100BPとしておくが、利食いを優先する予定。

ポンドドル60分足チャート相場(GMOクリック証券FXネオより)

ポンドドル60分足チャート相場(GMOクリック証券FXネオより) (チャート:GMOクリック証券 FXネオより)

作成時間2018年10月15日 10:30AM

それでは、今夜も「Good Deal!

LINEはじめました。

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