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ひろぴー さん
趣味:釣り・バスケ
好きな漫画:スラムダンク
2015年秋に独立をして、専業トレーダーとして活躍されているひろぴーさん。
メディア出演も多数あり、トレードバトルでは好成績を残すなどその実力は本物。
FXを始めとする、株、CFD(原油、金)、仮想通貨(ビットコイン)の取引も行う。
スイングトレードが得意。MT4を使ったセミナー等も開催している。

2016.06. 9

FXでヘッジ運用

NZ円を買い、豪ドル円を売り。

今日はヘッジのお話をしたいと思います。

この運用方法がいつまで通用するかはわかりませんが、
2016年の6月からはしばらく通用しそうです。

本日、ニュージランド中央銀行(RBNZ)が政策金利を据え置きました。

RBNZの声明文より、

「インフレ見通しを金融緩和策でインフレ率が回復すると想定」
「2016年第4四半期のインフレ率は+1.3%の見通し。」(従来予想は+1.1%)
「2017年第4四半期のインフレ率は+2.0%の見通し。」(従来予想は+1.8%)

当初の市場予想より大きくタカ派よりでした。
またNZはオーストラリア以上に住宅バブル状態にあるため、どちらかというと利上げをして過熱感を抑えなければなりません。

そういった意味では今年中の利下げの可能性がかなり低くなってきました。

NZ円かNZドルかどちらをチョイスするかは難しいところなのですが、少なくとも短期的にはNZ買いが安心してできる環境になってきました。

▼ NZ円 週足チャート
ニュージーランド/ドル円 週足チャート (GMOクリック証券より)※GMOクリック証券公式サイトへリンクします。

こちらはNZ円の週足です。
73円前後にサポートラインを引ける状態です。
ここをしばらく目先のボトムと考えてよさそうです。そして今週は力強い上昇をしております。

下降トレンドラインを抜けてきそうな状態です。テクニカル的には買いの示唆でしょう。
MACDも0.00近辺から上昇をはじめそうです。

2016年はリスクオフ懸念の年でもある!

ただし、のほほんとNZ円だけをロングにして待つことも危険といえば危険です。

米国の利上げにより、またいつどのタイミングで新興国や資源国が崩れるかわかりません。

よって、当コラムでは、豪ドル円のショートをしながらNZ円のロングを中期的に保有することをお勧め致します。

以前、こちらのコラムでも豪ドル円は中長期的にはショートを推奨させて頂きました。

そして豪ドル円は過去30年間の間に55円〜100円を何度もいったりきたりしている通貨だということもご紹介させて頂いております。

オーストラリアの場合は、ニュージランドより住宅価格の下落が先に目立ち始めましたので、経済事情として利上げの可能性は低めです。

そしてここ最近、鉄鉱石の価格もかなり不安定な状況が続いているため(オーストラリアは貿易の20%が鉄鉱石輸出産業の為、鉄鉱石の価格次第で貿易収支が良くも悪くもなりやすい。)、
下値の余地は大きいでしょう。何よりも不確定要素がたくさんございます。

NZの政策金利2.25%に対して、オーストラリアは1.75%です。

そしてオーストラリアは1.5%まで政策金利を下げる可能性が出てきております。

金利差も開く可能性がさらに高く、ファンダメンタルズ的には大きく差が開いてきました。

こういった背景を理由に、NZ円の買いと豪ドル円の売りを考えた次第です。

もしお使いのFX会社に豪ドルNZという通貨ペアがある場合は、ショートでもおもしろいでしょう。
個人的にはパリティの1.00まで目指すと考えております。

この通貨ペアがない場合は、オジドルをショート、NZドルをロングされてください。
豪ドルNZをショートしていることと同じリターンですので。

今日は珍しく、為替でヘッジする運用方法をお伝えいたしました。
たまに通用する一定期間があることが多いので、ぜひ覚えておいてくださいね!

▼ 豪ドル/円 週足チャート
豪ドル/円 週足チャート (GMOクリック証券より)※GMOクリック証券公式サイトへリンクします。