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ひろぴー さん
趣味:釣り・バスケ
好きな漫画:スラムダンク
2015年秋に独立をして、専業トレーダーとして活躍されているひろぴーさん。
メディア出演も多数あり、トレードバトルでは好成績を残すなどその実力は本物。
FXを始めとする、株、CFD(原油、金)、仮想通貨(ビットコイン)の取引も行う。
スイングトレードが得意。MT4を使ったセミナー等も開催している。

2017.02.16

2017年 中国の経済成長見通しはネガティブ過ぎるか?

先々週の更新したコラムから豪ドル円が上昇しております。


今月も中国から発表されている経済指標が軒並み上昇しているからです。

貿易収支、消費者物価指数、生産者物価指数、全て市場予想を上回り、前年比ベースでも大幅にプラスで推移をしております。

明らかに中国経済が回復傾向にある証拠ではないでしょうか。

中国国内のマイナー指標ではありますが、電力消費量、輸送貨物量も好調なようです。

2022年に向けた北京冬季オリンピックに向けてもインフラ整備が進んでおり、海外からの需要が増加、資源や原材料の輸入、機械部品の輸入も増加傾向です。
2016年12月の日本の輸出量のうち、中国向けの輸出額が過去最高に達したことが何よりも証拠でしょう。

資源だけでなく、機械部品などの輸入も非常に増えているようです。

CPIとPPIが物凄く上昇している。

中国の最新CPIとPPIグラフ

このグラフは僕が毎月つけているグラフなのですが、
ご覧の通り、2017年1月の指標も上昇しております。

PPI(生産者物価指数)も、うなぎ昇り状態でして、先月は+6.9%とかなり異常な数値となってきました。 2016年1月からひたすら回復傾向です。

生産者側の物価が上昇すれば、売上などのやり取りに行われる金額も間違いなく高く推移する傾向は出てきますので、企業の利益も改善され、給与に影響します。

後に、小売り指標が良好になり、よって、中国市場全体的に物価が上昇します。

最終的にCPIが上昇しますので、利上げという方向に向かっていくことになります。
好景気が循環している証拠の一つです。

この1年ぐらいは安定的に推移する可能性が出てきました。

2017年のGDP見通しは+6.5%と控えめということは・・・。

昨年末に中国政府から発表された2017年の中国国内のGDP見通しは、6.5%のプラス成長と、2016年の+6.7%よりかは減速する方向で発表をされました。

悪い悪いと言われながらも物凄い勢いで成長をしております。

しかし今後、これらの経済指標を維持していけるならば、2017年のGDP見通しは上方修正することが可能でしょう。

昨年後半からの経済回復の力強さがあれば、GDP+7.0%ぐらいまでは回復可能だとみております。

そうなりますと、チャイナリスクは大きく後退し、株価が本格的に持ち直し(すでに持ち直しかけておりますが・・・。)、世界的にも株価指数を支えて金融市場を牽引する役にまた戻るのではないでしょうか。

先々週のコラムでご紹介した豪ドル円はすでに2円の上昇です。

豪ドル円チャート分析

豪ドル円チャート (GMOクリック証券より)※GMOクリック証券公式サイトへリンクします。

今月の最高値は現在88円強です。
月足になりますが、中国が景気回復し、オーストラリアからの輸入が増えると、豪ドルは100円を目指す展開になると思われます。

米国よりも中国の貿易依存が圧倒的に多いオセアニア諸国が中国経済頼みなところがあります。

今回のトランプ政権の悪影響が限定的なオーストラリアやニュージランドに資本が集まる可能性があります。

今年前半にかけては、オセアニア通貨高がジワジワと続くのではないでしょうか。