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週末は日米新通商協議!協議の結果が決裂すると、為替相場にも一波乱ある?!
昨日のFX為替相場マーケット(貿易戦争に安心感が広がった?)
昨晩の海外市場は李中国首相(李克強)が
「輸出促進のための通貨の切り下げは行わない」
と述べたことで貿易戦争に安心感が広がり、NYダウが一時200ドル超えの上昇となり、強い新築住宅着工を受け米10年物国債利回りが3.09%台まで上昇したがドルの反応は鈍かった。
ドル円は動意に薄い中112.16まで値を下げ、ユーロドルは1.1715を高値に1.1650まで売りに押され、ポンドドルは強いCPIを受けた1.3215を高値にした。
メイ首相(テリーザ・メイ)がバルニエEU首席交渉官(ミシェル・バルニエ)のブレグジット案を拒否したとの報道を受け一時1.3099まで急落したが、その後1.13170まで反発。
さらにはユンケル欧州委員長(ジャン=クロード・ユンケル)が
「EUと英国はブレグジット合意からかけ離れている」
と述たことが上値を抑えた。
一方クロス円ではユーロ円が131.68の高値から130.79。
ポンド円が148.55から147.19まで売りに押され、オージーは81.67、NZD円が74.36まで値を上げた。
カナダ円はハセットCEA委員長(ケビン・ハセット)が
「米国はカナダなしでメキシコと協定を結ぶ用意がある」
と述べたことで86.26まで下落後、原油の反発を受けて86.94まで反発した。
昨日のポジションはユーロドルの1.1660の買いが1.1695の売りオーダーで相殺。
ドル円の112.40の売りを112.242の成行きで決済し、デイでは+0.551円。
従って月間損益は+3.18円、累計損益は+31.94円となる。
★★★ 17:30(英)8月小売売上高指数[前月比](前回0.7%予想-0.2%)
★★★ 未定(南ア)南アフリカ準備銀行・政策金利公表(現行6.50%予想6.50%)
★★★ 21:30(米)週間新規失業保険申請件数(前回20.4万件予想21.0万件)
★★★ 21:30(米)9月フィラデルフィア連銀製造業景気指数(前回11.9予想16.0)
★★★ 23:00(ユーロ圏)9月消費者信頼感・速報値(前回-1.9予想-2.0)
★★ 23:00(米)8月景気先行指標総合指数[前月比](前回0.6%予想0.5%)
★★ 23:00(米)8月中古住宅販売件数(年率換算件数)(前回534万件予想538万件)
★★ 23:00(米)8月中古住宅販売件数[前月比](前回-0.7%予想0.8%)
★★ 自民党総裁選投開票・新総裁記者会見
★ 第3回南北首脳会談
★ 夏季ダボス会議(天津)
★★★ トルコ政府・中期経済プログラム(MTP)発表
★ EU非公式首脳会議(ザルツブルク)
今日の為替相場「ブレグジット関連の発言やニュースに注意」
今日の注目はまずスイス国立銀行の政策金利の公表では、据え置きが想定されており影響は少ない。
英国では8月小売売上高指数が焦点。
昨日のCPIが強かったことで、強い数字に思惑が先行しそうだが、直近のポンド相場はブレグジットの報道に左右されるケースが多く、ブレグジット絡みの発言やニュースに注意して対応したい。
一方長期金利が上昇を強めている米国では、9月フィラデルフィア連銀製造業景気指数、8月景気先行指標総合指数や中古住宅販売件数が発表される。
強い結果が長期金利を更に押し上げるとドルを支えるだろうが、フィラデルフィア連銀製造業景気指数は下方にブレ易いので注意しておきたい。
またユーロ圏9月消費者信頼感の速報値は結果の強弱次第だが、総じて揉み合いが続いているユーロ相場では結果で相場が動いても、更にレンジを拡大するような可能性は低そう。
引き続きユーロドルは逆張りで臨みたい。
ドル円=111.80~111.70
ユーロドル=1.1600~1.1700
今日のデイ・トレード戦略「今日も逆張りスタンスを継続か?」
ドル円は高値圏で保合い(もちあい)。下値も妙に堅い。
このレベルだとあまり積極的に手がけたくないが、昨日のレンジ・ブレイクがあれば逆張り場を探す形としたい。
上値は112.30-40が抑えると弱い。
112.45-50や112.55-65を越えて、それ以前の安値112.65-70、112.80-90の窓の上限、112.95-10が視野となる。
リスクは113.15-25超え。
一方下値は112.15-20の維持では強いが、割れると111.95-05、111.85-95を割れると111.70-80が視野となるが維持では堅調。
リスクは111.65-70割れとなる。
戦略は買いを112.00、111.80に置いて、ストップを111.65とする。
売りは112円ミドルは避けて112.70、112.95に置いて、ストップを113.20とする。
利食いは30BPとしたい。
ドル円60分足チャート相場(GMOクリック証券FXネオより)
(チャート:GMOクリック証券 FXネオより)
ユーロドルは1.15前半と1.17前半の保合いが継続。
ブレイクまでは逆張りを継続となる。
上値は1.1685-00、1.1700-10が押さえると弱い。
1.1715-20や1.1725-35の上抜けから一定の上昇期待で、1.1745-55や1.1755-65、1.1765-80が視野となる。
このリスクは1.1785-95超え。
一方下値は1.1665-70の維持では良いが、1.1645-55を割れると1.1625-35が視野となるが、維持では良いがリスクは1.1615-25や1.1605-15割れとなる。
戦略は売りを1.1695に置いて、ストップを1.1730とするが、更に1.1750、1.1775に売りを置いてストップを1.1805とする。
買いは1.1635、1.1600、1.1575に置いてストップを1.1525としたい。
利食いは50BPで後は状況次第で利食いの予定。
ユーロドル60分足チャート相場(GMOクリック証券FXネオより)
(チャート:GMOクリック証券 FXネオより)
作成時間2018年09月20日 09:30AM
それでは、今夜も「Good Deal!」