ロスカットを学んで損害を減らそう

ロスカットについて

投資であるFXにおいては、大きな損失を出さないためのとても大切なルールのことなのでしっかりと理解しておきましょう!
ロスカットが出来るようにならないとFX取引で勝つのは不可能といっても過言ではありません!

ロスカットとは?

STOP ロスカットとは「損切り」のことを指し、「ストップロスオーダー」や「ストップオーダー」とも呼ばれています。

為替レートが自分が予想としたものと反対に動いた場合、出来るだけ損失を少なくするために出す「損切り注文」のことをいいます。

(例)
米ドルが1ドル=110円の時に購入したとします。
115円まで値上がったら売ろうとしている際に、予想とは反対に相場が変動した時、105円に値下がりした段階で損失が大きくなる前に、決済すること(売ること)をロスカットと言います。

ロスカットの制度が無いと為替レートが急激に変動した場合など、損失額が証拠金などの金額を上回ってしまう可能性があります。
このような場合、預け入れた資産を全額失うことに加え、追加で損失金額を支払わなければならなくなります。

ロスカットが設けられているかどうかということも大切ですが、大きな損失を避けるためにも
下記のことに注意して取引を行うようにしましょう。

注意:レバレッジ幅を抑える
レバレッジ幅を大きくするほどハイリスクな取引になります。
相場が急激に変する場合に備えて、レバレッジは抑えて設定おくことが有効です。
注意:余裕のある証拠金を持つ
証拠金の額が多いほどロスカットされるまでの猶予ができます。
しかし、余裕ができると同時に損失が拡大する可能性も高まってしまうので、注意です。

つまりあらかじめ証拠金に余裕を持った取引を行うことを心がけ、レバレッジも高くかけすぎないように注意するといったことが必要になります。

ロスカットのルール(ロスカットルール)

レバレッジ 損失を抑えるために強制決済されるロスカットは、勝手に決済されてなんだか損をしたような気にもなりますが、預け入れてある証拠金以上に損失が大きくなることを防げるのでリスク管理をする上では必要といえます。

では、損失がどのくらいになったらロスカットされるの?といった疑問が浮かび上がると思います。

ロスカットルール(ロスカットされる基準値)はFX会社によって異なるので、一律ではありません。

ロスカット率(証拠金維持率)が20%~30%に割りこんだ場合、ロスカットが執行されるように設定されている会社が多いようですが、このロスカットのレベルを 20%、30%、40%、50%など、利用者が設定できるFX会社もあります。

ロスカット率の計算方法
証拠金維持率=有効資産保有額(純資産-注文証拠金)÷取引保証金×100

また、会社によってはロスカットされる前にアラートメールなどのお知らせをしてくれる場合もあるので、口座を開いた時や証拠金預け入れる際、このような仕組みがあるのかどうかの確認をしてみましょう。

何故ロスカットをしないといけないのか

なぜロスカットをする必要があるのか。
つまり、ロスカットをせずに取引を放置していると、資金(証拠金)が足りなくなり
強制ロスカット=残金ゼロ』になってしまうからです。
一回のトレードで使えるお金がなくなってしまうのは悲しいですからね。

また『レバレッジをかけている』ということも理由のひとつになります。

FXの取引に慣れてくると、レバレッジをかけてさらなる利益を出そうと試みますよね。
そのレバレッジをかけると、うまくいけば利益が増えることになりますが、逆に予想が外れると損益を生んでしまうことにもなってしまいます。
こういった時、大きな損失を出さないためにもロスカットを行う必要があるのです。

ロスカット

ロスカット発生の例

100万円の証拠金に対して、5万米ドルを保有していたとします。
この時、米ドルを100円で買っていたものが1ヵ月後に95円になったとしましょう。

こういった場合、スワップポイントを抜きにして考えると5円×5万米ドルで25万円の評価損となり、証拠金が100-25で残り75万円になります。

証拠金の余っている金額(余剰金)の割合がロスカットの対象になるので、ロスカットの例をご紹介しておきます。

・米ドル/円が96円に下落→20万円の評価損=80万円の余剰金(証拠金率80%)
・米ドル/円が97円に下落→15万円の評価損=85万円の余剰金(証拠金率85%)
・米ドル/円が98円に下落→10万円の評価損=90万円の余剰金(証拠金率90%)
・米ドル/円が99円に下落→5万円の評価損=95万円の余剰金(証拠金率95%)

ドル ロスカットが30%に設定されていた会社の場合、米ドル/円が14円下がった時点でロスカットされ、ロスカットが40%に設定されていた場合、米ドル/円が12円下がった時点でロスカットされることになります。
(ロスカットの基準はFX業者によって異なるので確認が必要)

ちなみに、最初に持っているポジションが2万米ドルでロスカットが40%だった場合、30円下がるまでロスカットは執行されないので、この価格ならロスカットにはならない可能性は高くなるでしょう。

FX取引に勝率100%は、まずありえません。
自分の予想が外れた際にはロスカットを行い、資金のリスク管理に十分注意することが、
FX取引における重要ポイントと言えるでしょう。

覚えておきたい関連用語

★「損切り」
ロスカットのこと。

★「ロスカットライン(ロスカットレベル)」
ロスカットは設定されたロスカットライン(ロスカットレベル)を割り込んだ場合に執行されます。
これにより、預け入れた証拠金の損失を最低限に抑え、維持することができるのです。
ロスカットラインはFX会社によって異なりますが、20%~30%に設定しているところが多いです。

★「含み損」
未決済のポジションが、現在の為替レートで換算すると損益がでている状態の事です。

★「マージンコール」
FX会社から利用者に送られる警告です。
含み損が増えてしまった結果、証拠金に対する資産の評価額が一定の率(%)に割り込んだ際にマージンコールがきて、その時の状況によって損切りをする、または証拠金を増やす等の対応ができます。
アラートメールもこのマージンコールと同じようなものです。

★「強制決済(強制ロスカット)」
ロスカットと同じ意味を持ちます。
不足額の解消(証拠金追加など)がされない場合には、全てのポジションが順次成行決済されます。
FX会社によっては強制ロスカットに手数料が発生するところがあるので、最初に確認が必要となります。

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