FX初心者でも分かる買いのサイン?!節目買い手法とは

切りのいい為替レートを狙う節目買い手法とは?

FXトレーダーの基本!節目買いは初心者でも使えるトレード手法

FX取引において節目(ふしめ)とは、世界中のFXトレーダーや投資信託などのファンド運用者といった、大口の機関投資家を中心に意識されるポイントです。
為替取引では、株や債券トレードなどに比べると節目を意識したトレードが有効に機能する場合が多いとされ、一般の個人投資家も活用すべきポイントです。

しかし、大口の機関投資家が意識しているようなポイントを、初心者が活用するにはどのようにしたら良いのでしょうか。
そこで、この節目とそれを利用したトレード手法や、トレードを行う上での注意点などについて解説します。

※大口の機関投資家とは?

機関投資家とは、保険会社や金融機関などの資金を大量に使い、株式や債券などに投資している大口の投資家のことを指します。
個人投資家ではなく、機関(法人)投資家のことで、主には銀行や証券会社、保険会社などの金融機関や政府機関などが挙げられます。
節目買いとは?為替チャートトレンド転換点を知る

節目買いを説明する前に、節目とは一体どういうものかについて解説します。
節目(ふしめ)とは、為替チャート上でそれまでのトレンドなどの転換点となるようなレートやポイントのことです。
分かりやすく言うと、相場が上昇したり下降しそうになる瞬間のポイント、ということです。

例を出して考えてみましょう。
例えば、節目の特徴として長い下落トレンドが続いた後に節目がレジスタンスライン(抵抗線)となって、その節目を境に反転上昇するようなケースがあります。
反対に上昇トレンドが節目を境に反転下落するような場合もあります。

節目がレジスタンス(抵抗線)となって、その節目を境に反転上昇する図

節目がレジスタンス(抵抗線)となって、その節目を境に反転上昇する図

また、節目を完全に上抜けしたような場合、今度はその節目がサポートライン(支持線)を作り、そのサポート付近が新規で買いを入れるポイントになったりします。

節目になることの多いポイントとしては、過去の高値や安値、長い間揉み合いが続いたようなレートなどが挙げられます。
ですから、多くの市場関係者に意識され、売りと買いが交じり合うポイントになることが多い、という特徴があります。

上記の例でいえば、下落トレンドに乗って順張りで売りポジションを持っているFXトレーダーの多くが、節目付近を利益が出る確定ポイントと指値していることもあります。
その反対に節目が強い抵抗体となり、何度も下抜けしようとする動きが止められたりすると、下に抜けきらずに上昇すると判断したFXトレーダーが節目付近で積極的に買いを入れてきたりします。

為替の動きとは常に売りと買いの綱引きなので、節目付近でこのように売り買いが交じり合うと、「レンジ」といって、しばらくトレンドが出ない状態になる可能性があります。
さらに、このレンジ状態の時間(期間)が長ければ長いほど、その節目付近でのレンジを上方向、あるいは下方向に抜けた場合、激しい値動き(相場の変動)を引き起こすことがあります。

節目買いの手法とは、節目を境にした状態から反転上昇して、上方向に強いトレンドが発生したことを確認してから買いを入れ、その流れに乗って利益を伸ばしていく取引手法なのです。

節目買いの種類(ラウンド・ナンバー、ピボット、フィボナッチ・リトレースメント)

節目はトレンド転換のポイントになりますが、種類も様々なものがあります。
次に、代表的な節目の種類をいくつか紹介していきます。

高値・揉み合い・安値の付近

これはすでに紹介した通りで、高値あるいは安値が強い抵抗となって、反発するポイントとなります。
特に何度も同じ高値や安値で動きが止められるような節目は強く意識され、その節目を抜けた場合や反転した場合は大きなトレードチャンスになります。

またレンジが発生することの多い揉み合い付近も、そこを抜けた場合の動きに素直についていくと大きく利益を伸ばすチャンスになることが多いので意識するといいでしょう。

揉み合いの時間が長いほど、エネルギーが蓄えられて反転した場合や抜けた場合の値動きは大きくなり、反対に短いと騙しとなることも多いので意識しておくとよいでしょう。

ラウンド・ナンバー

ラウンド・ナンバーは別名「キリ番」あるいは「ダブル・ゼロ」などとも呼ばれ、大きな節目として意識されることが多いポイントです。
読んで字のごとく、切りのいい値のことで、例えばドル円やユーロドルを例に挙げるなら121.00円や1.1900などが該当します。

数字のゼロが2つ並んだりするのでダブル・ゼロと呼ばれることがあったりします。
特にこのラウンド・ナンバーは上昇や下落トレンドが発生し、そのトレンドが次に向かう先として意識されたりします。

例えばドル円なら、119円を少し上抜けしたものの、その値が節目となって戻り反転後に下落し、そのまま下落トレンドになると、次に切りのいい118円が節目となってそこまで下落したりすることです。

ラウンド・ナンバーが節目として意識される背景には、切りのいい値はどのFXトレーダーにも視覚的あるいは心理的に意識されやすく、そこまでは下がり続けるだろうという期待も膨らみ、その節目が近くなると売りで参戦する人が増えていきます。

下落の勢いが強い場合は、ドル円なら一気に2、3円単位で大きく節目を抜けていく場合もあります。

ピボット

ピボットは前日終値、前日高値、前日安値から算出され、海外のFXトレーダーにも意識されることが多い指標です。
そのピボットの値を挟んで上にはR1(レジスタンスライン1)やR2(レジスタンスライン2)、下にはS1(サポートライン1)やS2(サポートライン2)といった形で表示されます。

この場合の値動きは例えば、R1まで上昇してから、R1が抵抗となって反転下落したり、S2まで大きく下落した後に反転上昇したりします。
ピボット付近の値動きに合わせて、売りや買いに参戦するトレード手法が成り立ちます。

▼ピボット/HBOP/LBOPを表示 ピボット/HBOP/LBOPを表示 FXブロードネットより引用

▼B1・B2/S1・S2を表示 ピボット/HBOP/LBOPを表示 FXブロードネットより引用

フィボナッチ・リトレースメント

フィボナッチは、自然界で重要な役割を果たしているフィボナッチ数列を使って、イタリアの数学者であるレオナルド・フィボナッチ氏より発表された「フィボナッチ級数」のことです。
リトレースメントは「引き返す」という意味です。

このフィボナッチ比率は、直近の高値(安値)と安値(高値)を結んで算出され、38.2%、61.8%をメインとし、50%を補足的に用いて、戻りのポイントとして意識します。

例えば長い下落トレンドが終了し、反転上昇した場合、その上昇の波がどこまで続いて、どこで折り返すのかをフィボナッチを使って予想して使います。

使い方としては、反転上昇した節目で買いを入れた後で上昇した場合、その上昇がどのフィボナッチ比率で戻りが入るのかを見極め、利益確定のポイントとして利用したりします。

▼米ドル/カナダ・ドルの為替相場に対して示されたフィボナッチ・リトレースメント・レベル 米ドル/カナダ・ドルの為替相場に対して示されたフィボナッチ・リトレースメント・レベル wikipediaより引用

節目は絶対に勝てる手法ではない!リスク管理には十分に注意しよう

節目はトレンドの転換点になりますが、節目を信じ込みすぎてしまうと時に、痛い目に合う場合もあります。
大きな節目は世界中の市場参加者が意識していて、かなりの確率で反転するタイミングとして使える場合が多いもの。

特に過去数年間に渡って抜けきることが出来ないような大きな節目の場合、その節目を抜けると非常に大きく下落または上昇したりします。

また『抜けきらない』という認識が為替市場に広がると、一気に大きく反転していく傾向にあります。

しかし、先ほども紹介したように、節目にも様々な種類があり中にはほとんど意識されずに突破される場面もあるので注意が必要です。

つまり、節目は100%必ず機能する絶対的なポイントとは言えないということです。
例えば利上げなどといった重要な政策発表や、それを強く意識させる新たな要人発言などがあれば、それまでのトレンドを無視して大きく動く場合があります。

そのような時には節目はあたかも何もなかったがごとく無視され、突破されていく場面に遭遇するでしょう。

そこで節目を使う場合に注意したいのが、自分がトレードする時間軸の上位足を意識すること、さらに必ず損切りを入れておくという点です。

自分がトレードする時間軸より長時間足が上位足。
自分がトレードする時間軸より短時間足が下位足。

チャートでの例

4時間足

上位足

1時間足

下位足

5分足

トレードは5分足、15分足、1時間足、4時間足、日足など人によって様々な時間軸が使われています。

仮に普段が1時間足を中心にトレードする方の場合、1時間足で意識される節目だけでなく、それより上位足の時間軸である4時間足や日足、時に週足や月足で意識される大きな節目も意識してトレードする必要があります。

その理由は大きい時間軸の節目のほうが、トレンド転換のポイントとして、より多くの市場参加者(投資家)から意識され、その節目の動きに大きく影響されることがあるからです。

これは節目を利用したトレードをする場合に限ったことではありませんが、常に自分がトレードする時間軸の上位足にある節目や値動きを意識し、できれば上位足に大きな節目となるポイントがあれば、その情報もチャート上に水平線などを引いて意識することを心がけておきたいところです。

そして節目買いをする場合は、節目の少し下値などで必ず損切りを入れておき、リスク管理には十分に注意しましょう。

実際に、当サイトでトレードブログを書いている凄腕トレーダーも、節目買い手法を使ってトレードする様子を書く事があります。
記事を読んでいると参考になる場面もあると思いますので、ぜひ彼らの記事を読んで参考にして下さい。

FXで稼ぐ「凄腕トレーダー」の実践ブログ を読む


LINEはじめました。

新着記事


おすすめ記事


おすすめ記事

  1. FX攻略のために必要な知識と情報, 知っておくべき基礎知識

    失敗続きのFX初心者におすすめ!ライントレード手法でプラス5万円稼ぐ
  2. MT4, 取引(トレード)方法の種類と特徴

    MT4インジケーター追加の仕方!初心者におすすめのインジケーターは?
  3. MT4, 取引(トレード)方法の種類と特徴

    MT4(メタトレーダー)が使えるFX会社を徹底比較!MT4で100万円稼ぐには?
  4. FX攻略のために必要な知識と情報, キャンペーン・お役立ち情報

    月に1度の米雇用統計を見逃すな!米雇用統計スケジュール
  5. インタビュー・対談

    衆議院議員 今井雅人氏が1ヶ月半で5000万円の利益!FXで稼いだ方法とは?

メニュー

注目の記事

  1. FXトレーダーも気になるビットコイン投資とは?

    仮想通貨

    FXトレーダーも気になるビットコイン投資とは?

    ビットコインは世界で最も流通している仮想通貨。値段も上がってきて見逃せません。FX取引をしながら仮想通貨取引をするトレーダーが増えているのも事実。仮想通貨取引に挑戦するため、まずは基礎知識をつけていきましょう!

FXトレーダーブログ

だいまん YEN蔵 ゆきママ

友達登録でFX戦略コラムが届く

LINE@始めました