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山根亜希子
(有)ユビキタストレーディング代表
1973年大阪生まれ。元文部省・科学技術庁 記者クラブメンバー。
大学卒業後、サイエンスライター(文部科学省・記者クラブ所属)をした後、
地元に帰り失業中にFXに取引を開始。FX関連の書籍がベストセラーとなり
証券会社やFX会社などでもセミナー講師をする。趣味は海外旅行とアロマテラピー。
山根亜希子氏が注目する経済ワード!   ※ワードをクリックすると、関連する記事へジャンプします

2017.07. 3

相場はリスクオンの流れ

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2017年7月3日 本日注目のポイントはこちら
23:00 米・ISM製造業景況指数
ドル/円は113円台の抵抗を目指して上昇していくか。

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気がつけば7月ですね。
都議選では予想通りの都民ファーストが圧勝で第1党になりました。

マーケットには都民ファーストの動きは影響しませんが自民党大敗、政権ダメージというのがこたえてくるかもしれません。

昨日は、「マネーショート」というリーマン・ショックの頃の話を描いた映画を見ました。
MBS(モーゲージ債:住宅ローン担保債権)やCDO(債務担保証券)などを売りまくって儲けていた投資銀行などが住宅ローンの焦げ付きや住宅価格の下落によって巨大損失を出すことを予想した4人の投資家がCDS(金融商品が値下がりした時や企業が債務不履行になった時に儲かる保険商品)を購入して大儲けする話です。

この4人は住宅市場と住宅ローンに異変が起こっていることを察知し、MBSやCDOの金融商品の格付けがあり得ないくらい高く設定されているという事に気づいたわけですが、サブプライム・ショックから10年が経過した今年、もう一度信用リスクを考えないといけない時期にきているのかもしれません。

日本でもリーマン・ショック前を超える規模で銀行が住宅ローンを貸し出しているという話は、不動産投資の業界では知られています。

そして、2015年頃からMBSやCDOのような金融商品が新たに売られ、状況はリーマン・ショックの頃に似てきているという話があります。

ドル/円 日足チャート

ドル/円 日足チャート ※クリックで画像拡大

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もちろん、すぐにマーケットに激震が走るということではないでしょうが、実体経済と金融機関の融資状況は注意深く見ておく必要があります。

利上げや量的緩和の終了が世界的に言われ始めていますが、金融政策の転換も引き金になる可能性があります。

07年頃から米国の住宅ローンの返済金利が急激に上がり始めたことがサブプライム・ショックの原因です。

金利はすでに04年から上がり始めドル/円も05年1月を底に上昇しています。そして、05年、06年と急ピッチで利上げが進み、07年の年明けくらいから異変が表面化してきたのです。

それを考えると、今年より来年以降に本格的な激震が走る可能性が高そうです。
短期戦略と中長期戦略を分けて考えていくことが今の時期は大事なような気がします。

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