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トレンド【Trend】
トレンドとは、耳にしたことがある方もいると思いますが、時代の潮流や流行のことを意味します。
ファッション・マーケティング等の分野でよく使用されていますが、FXでもトレンドという言葉はよく使用されます。
FXでいうトレンドとは、相場の流れの傾向のことをいいます。
例えば、相場が上向きに進んでいるなら「上昇トレンド」下向きなら「下落トレンド」のという言い方をします。
FXには「売り」と「買い」の2つの取引方法があり、その時に「流行している通貨=人気がある通貨」というのは、買う人が多くなる傾向にあります。
逆を考えると、「流行していない通貨=人気が無い通貨」というのは、売る人が多くなる傾向にあります。
流行(人気)の有無がハッキリしている場合、人気の通貨が買われる事でその通貨の価格が上がったり、逆に人気の無い通貨が売られる事でその通貨の価格が下がっていく、という事を「トレンド」と言います。
また、流行(人気)の有無がハッキリしていることを、「トレンドが発生している」と言います。
FX取引でチャートを見る際に注意するべきことは、トレンドを発見するということ。
トレンドを発見してうまいことトレンド乗ってしまえば、トレンドは継続するという特徴があるので、利益の出る確率は上がるでしょう。
チャート(為替レート)は常に上下しながらも、上昇トレンド・下降トレンド・レンジ相場(ボックス相場・横ばい)のいずれかの動きをします。
このようにトレンドは大きく分けて3つあるので、そのトレンドについてそれぞれご説明します。
上昇トレンド
上昇トレンドとは、上下しながらも上昇の力が強い相場のことで、高値と高値、安値と安値を切り上げている状態の事を言います。下記画像のように、高値と安値を切り上げていっているのが、上昇トレンド確定のパターンです。上昇トレンドが発生したときは、基本的に「買いエントリー」で始めた方が利益は出しやすくなると言われています。
下降トレンド
下降トレンドとは、上下しながらも下降の力が強い相場のことで、上昇トレンドとは逆に、高値と安値を切り下げていく状態の事を言います。
下降トレンドが発生している場合、基本的に「売りエントリー」をするポイントを探していく方が勝ちにつながりやすくなります。
流れ自体は下降トレンドなので、高値と安値が切り下がっている時は売っていった方が稼げると思います。
レンジ相場
最後に、レンジ相場ついてです。まず「レンジ」とは為替相場上で売りと買いが均衡となり、ある一定の値幅にて上下を繰り返している相場の事を指します。
そして、そのレンジが発生した相場展開のことを「レンジ相場」と呼んでいます。
レンジ相場と対となる相場のことを「トレンド相場」と言い、レンジ相場とは対照的に「買いが続く」「売りが続く」と言った相場展開となります。
上記でも説明した「上昇トレンド」「下降トレンド」もトレンド相場に含まれます。
レンジ相場の最大の特徴として、一定の値幅で上下を繰り返すという事が言えます。
「売り」と「買い」が均衡となっているレンジ相場は、一定の値幅での変動きを繰り返すうちに、そのレンジ内では多くの投資家の資金が流れてきます。
そのため均衡の形が崩れてしまうと、流れ込んだ資金が弱い方を押し込むかのように一気に動くという傾向にあります。
一概には言えませんが、長い間レンジ相場が続いた場合は投資家の資金も大量にそのレンジ内に溜まっていくことになります。
FX初心者はレンジ相場について慣れていないことが多いので、長いレンジ相場のブレイクには注意して取引をする必要があります。
レンジブレイク
レンジ相場とレンジブレイクの関係を覚えておく事は非常に役に立ちます。
レンジブレイクとは、「ある一定期間、相場のトレンドがトレンドラインの範囲内に収まった場合、その後トレンドが発生した時に大きな方向性を示す」というものです。
レンジ相場を確認後、そのレンジを上に突き抜ければ「買い」下に突き抜ければ「売り」という順張りの方法です。
上の図の平行に引かれたラインがレンジの範囲(レンジ幅)です。
そして、上下にギザギザ動いているラインがレンジ相場の動きです。
レンジ相場では★印の部分のように、レンジ範囲の上限と下限で値動きを抑えるかのように、動こうとしている方向と逆の力が働き、展開されていきます。
そして、丸印が付いているところが「レンジブレイク」となります。
指標に使えるトレンドラインの引き方
トレンドを見るうえで重要なのがトレンドライン。トレンドラインには、「上昇トレンドライン」・「下降トレンドライン」があります。
チャートが上昇中に安値と安値を結ぶと「上昇トレンドライン」となり、チャートが下降中の時に高値と高値を結ぶと「下降トレンドライン」になります。
トレンドラインとテクニカル指標を組み合わせた手法で取引をすると、売買シグナルの精度がグンッ!と上がりますので、FX初心者はトレンドラインを引くことにまずは慣れていきましょう。
上昇トレンドライン引き方の流れ
最安値となったポイントと、その後に目立った安値を結ぶとトレンドラインが引けます。
※今回使用したDMM.com証券(DMM FX)のチャートでは、ツールメニューから鉛筆マークの「描画ツール」アイコンをクリックして「トレンドライン」を選ぶと線が引けるようになります。
トレンドライン上でピッタリ反発とならなくても、このようにラインに近づいた所でもトレンドラインが効いていると判断できます。
エントリーポイントは、トレンドラインあたりにローソク足が下降してきた所!ここで買いエントリーです。決済ポイントは、トレンドラインが割れたと明確になった所や、トレンドラインから大きく乖離した所でしょう。
下降トレンドライン引き方の流れ
下降トレンドラインは、上昇トレンドは逆に、そのチャート上の最高値と、その後に目立った高値を結ぶとトレンドラインが引けます。
エントリーポイントは、トレンドラインあたりにローソク足が下降してきた所!ここで戻り売りを狙ったエントリーをします。
決済ポイントは、トレンドラインを上に抜けたポイントや、トレンドラインから大きく乖離した所となります。
最後に・・・
FXで利益を出す為には、このようなトレンドを正確に理解することが大切です。
そして、トレンドを把握することが勝敗を分ける!といっても過言ではありません。
特に初心者の場合、トレンドに逆らわず上手くトレンドに乗った取引をすることが、成功への近道になります。
上昇トレンドなら「買い」から入って「売り」にすることで、為替差益とスワップポイントの両方が得られます。
下降トレンドなら「売り」から入って「買い戻す」ことで為替差益は得られますが、円と他の通貨のポジションを持っている間は、スワップポイントを支払い続けることになります。
レンジ相場の場合は、為替差益も差損も得られませんが、スワップポイントでの利益は狙えます。
というように、トレンドごとに結果は大きく異なります。
これらトレンドの転換ポイントを見極めることも重要となるので、チャートを見ながらどのように転換したかどうかを分析する癖をつけていきましょう。
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