ピボット【Pivot】

ピボット(Pivot)とは、直訳すると回転などの「軸」や「中心」のことを意味します。

軸 FXでいうピボットは、前日の値動きから当日の値動きを予測するトレンド系のテクニカル指標で、当日の値動きを予測するには、高値・安値・終値の3つの値が一番参考になるであろうといわれています。

例えば明日の値動きを予測するのに、1ヶ月前の値動きと今日の値動きのどちらが参考になるのかと言えば、それはもちろん「今日」ですよね。

前日の為替レートの動きによって当日の相場を判断しようということなので、基本的には短期的な取引、いわゆる「デイトレード」の為のようなチャートになります。

前日までの相場が大きく変動していれば、当日のピボットでは「予想のレジスタンスラインとサポートラインの幅が大きい=相場の動きが荒い」となるので、当日も大きく上下する可能性がある!という考え方です。

Pivot

ピボットで使う値の求め方

上記でも説明しましたが、ピボットは簡単に説明すると短期的な売買のための数値・指標です。
このピボット値の計算方法は、(高値+安値+終値)÷3という式で出すことができます。
この計算式で出されたピボット値が、翌日の値の中心となります。

ピボット計算式
ピボットの計算値は下記のように算出されます。

PSR

★ピボット値
P= (高値+安値+終値)÷3

★サポートライン「S」
S1=P×2-高値
S2=P-(高値-安値)
S3=S1-(高値-安値)

★レジスタンスライン「R」
R1=P×2-安値
R2=P+(高値-安値)
R3=R1+(高値-安値)

●第一支持帯となる「S1」は、前日の高値とピボットの値幅分となり、ピボットから下落したレートになります。
●第一抵抗帯となる「R1」は、前日の安値とピボットの値幅分となり、ピボットから上昇したレートになります。

●第二支持帯となる「S2」は、ピボットから、前日1日の値幅分(高値と安値の差)だけ下落したところです。
●第二支持帯となる「R2」は、ピボットから、前日1日の値幅分(高値と安値の差)だけ上昇したところです。

●「S3」は「LBOP=ロー・ブレイク・アウト・ポイント」と呼ばれ、ここまで下がると前日のピボットが機能しなくなる限界点であると考えられています。⇒「下方トレンド転換点」
●「R3」は「HBOP=ハイ・ブレイク・アウト・ポイント」と呼ばれ、ここまで上がると前日のピボットが機能しなくなる限界点であると考えられています。⇒「上方トレンド転換点」

ライン紹介 (外為オンラインより)

ピボットの売買戦略としては、下記のポイントを抑えると効率よくなるでしょう。

買いまとめ

売りまとめ

「前日の高値を越えたときは買い」、「前日の安値を越えたときは売り」というように、前日の高値&安値は、当日の相場の値動きに大きく影響します。
このように、価格変動の短期的な「抵抗帯」・「支持帯」を示す指標が、「ピボット」なのです。

逆張り・順張りでの使い方

ピボットのトレード手法としては、「R1」、「R2」、「S1」、「S2」のラインを使用した、逆張りと順張りが挙げられます。

「R」のラインはレジスタンスで、「S」のラインはサポートとして機能するので、レジスタンスラインやサポートラインを使用したトレードのように、それぞれのポイントで逆張りや順張りを仕掛けることができます。

上記の画像は、ドル/円の1時間足チャートに期間10のピボットを描画したものですが、この場合は、S1とR1が強力な支持帯・抵抗帯となり、値動きがS1?R1の間に収まっていることがわかります。

「為替レートがR1まで上昇→売り」
「為替レートがS1まで下落→買い」

シンプルな逆張りトレードで成功しやすいので、短期売買のときに活用してみると良いでしょう。

ピボット逆順 (外為オンラインより)

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・フィボナッチ・リトレースメント
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数学界でも有名なフィボナッチ数列を元に考えられ、押しや戻りの価格を予測するトレンド系のテクニカル指標です。
その他にも「フィボナッチ・ファン」や「フィボナッチ・アーク」といったものがあり、分析の幅が広がります。

・支持線抵抗線
チャートにおいて、上値同士・下値同士を結んだ線のことで、この線を引くことで目安ができ、取引がしやすくなります。
分析をする際に利用することで、為替レートの変動のサイクルが見えてくるようになります。
FXにおいてとっても基本の線なので、覚えておきましょう。

・デイトレード
ピボットを使用したトレード方法として、このデイトレードが基本にあります。
タイミング勝負のトレード方法になるので、ある程度の勢いも大事。
一回で大きな金額の利益にはなりませんが、ちりも積もれば山となるという考え方のトレード方法です。


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