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2017.10. 6

いくつかの材料がドル高、欧州通貨安の流れを作った

発表されたECB理事会議事要旨では、年末の期限を迎える資産買い入れ策の延長に向けたさまざまなシナリオの検討が行われたことがわかった。

インフレに関しては、一部のメンバーがユーロ高のマイナスの影響が過小評価されており、インフレ予測の下方リスクになる可能性があるとの指摘があった。

またブラートECB専務理事は為替市場を緊密に注視すると発言し、以前よりも強い調子の発言となりユーロ高に対する懸念を示した。
全般的にハト派的な内容となり、ユーロの上値を抑える結果となった。

米8月の製造業新規受注は前月比1.2%と前回の−3.3%、予想の1%を上回った。 また8月耐久財受注確報値は前月比2%となり、前回の1.7%、予想の1.7%を上回る強い数字となった。

強い耐久財受注の数字は7〜9月期のGDPの数字を押し上げる期待を残した。 また8月の米貿易収支は赤字額が424億ドルとなり、前回の436億ドルの赤字から縮小した。

ウイリアムズ・サンフランシスコ連銀総裁は、FOMCの予想は非常に緩やかな利上げの流れを示している。

インフレ指標が上向くのを確認する必要はないと発言した。 ハーカー・フィラデルフィア連銀総裁は、12月に今年3回目の利上げを予想すると発言した。

強い米国指標や、FOMCメンバーの発言を受けて米10年債利回りは前日の2.332%から2.348%に上昇したことでドルの上昇を促した。

メイ英首相の年内の辞任観測が浮かび上がっており、このことは英国の政局が不安定になるリスクからポンドの下落を加速させた。

このように米国長期金利の上昇、ECB理事会議事要旨のハト派的な内容でユーロ売り、英国の政治リスクでポンド売りとなった。

本日は米雇用統計が注目だが、 ハリケーンの影響が懸念される中で弱い数字でも、予想の範囲内であればそれほどドル売りの材料とはならないだろう。

ユーロドルは1.16962まで下落し、8月17日の安値1.1660付近が意識され、 そこが下抜けすれば一目均衡表の雲の下限1.1605付近も次のターゲットになろう。

ユーロドル日足チャート【一目均衡表、移動平均線、RSI】

ユーロドル日足チャートト【一目均衡表、移動平均線、RSI】 ※クリックで画像拡大
(チャート:ヒロセ通商より)

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プロフィール

YEN蔵 田代岳 氏【通称:YEN蔵】
米系のシティバンク、英系のスタンダード・チャータード銀行と外資系銀行にて、20年以上、外国為替ディーラーとして活躍。
その後、独立し現在は投資情報配信を主業務とする株式会社ADVANCE代表取締役。 為替を中心に株式、債券、商品と幅広くマーケットをカバーして分かりやすい解説を行っている。

長期のファンダメンタルズ+短期のテクニカルを組み合わせて実践的なリポート、セミナーを展開。 ドル、ユーロなどメジャー通貨のみならず、アジア通貨を始めとするエマージング通貨でのディーリングについても造詣が深い。 また海外のトレーダー、ファンド関係者との親交も深い。

「YEN蔵」の名でブログ「YEN蔵のFX投資術-ドル、円、ユーロ、ポンド、オーストラリアドルで世界に投資」を開設。 為替市場に対するコメントなどで多数のアクセスを集めている。
また、Twitterでは「YENZOU」でマーケットの動きをつぶやいている。