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2018.01.12

ECB議事要旨を受けてユーロ高に

昨晩発表された12月に開催されたECB議事要旨では、金融政策の姿勢やフォワードガイダンスのさまざまな次元にかかわる文言について2018年の初めに再検討を加える可能性があるとした。
現在行われているECBの資産買い入れプログラムは本年より月額600億ユーロから300億ユーロに減額され9月まで延長された。
このために9月の終了前の2018年中ごろまでには9月以降の方針を決める必要があった。
しかし12月のECB理事会では2018年のはじめから再検討を加える可能性を示唆したために、市場の予想よりはかなり前倒しのイメージを与えた。

現在の欧州は経済は潜在成長力を上回る成長が続いており、設備投資の拡大や雇用が堅調なこと、ECBの緩和政策などがうまくいっている状況。
しかし政治的にはドイツ総選挙後に連立協議は続いており政権発足が遅れており政治的には不透明な状況が続いている。
またイタリアでは3月に選挙が行われる見通しになっている。
現状ではイタリアがユーロ圏を離脱することは憲法上難しい状況になっている。
しかしユーロ圏離脱や離脱のための国民投票を訴える五つ星運動の支持率がトップとなり、中道左派の民主党がそれに続く状況。
また中道右派のフォルツオ・イタリア、北部同盟といずれの政党も現状の支持率では過半数と獲得することが難しく、引き続きイタリアの政治状況は不透明な状況が続いている。
このように政治的には懸念の残るユーロ圏ではあるが、昨晩のECB理事会の議事録はタカ派的とみなされて、ドイツ10年債利回りは前日の終値0.479%付近から0.52%に上昇した。
これを受けてユーロドルは1.19台中盤から1.2065付近まで上昇、ユーロ円も133円台前半から134.30付近まで上昇した。

ユーロドルは1.20888の高値をつけた後に1.1915付近に下落した。
しかしこのレベルは1.1913に一目均衡表の基準線、1.1945付近に20日移動平均線が位置しており短期的なサポートレベルになっている。

1.19台前半がサポートされれば、再度レジスタンスになっている1.21付近を試しに行く可能性が高い。

ユーロドル日足チャート

ユーロドル日足チャート ※クリックで画像拡大
(チャート:ヒロセ通商より)

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プロフィール

YEN蔵 田代岳 氏【通称:YEN蔵】
米系のシティバンク、英系のスタンダード・チャータード銀行と外資系銀行にて、20年以上、外国為替ディーラーとして活躍。
その後、独立し現在は投資情報配信を主業務とする株式会社ADVANCE代表取締役。 為替を中心に株式、債券、商品と幅広くマーケットをカバーして分かりやすい解説を行っている。

長期のファンダメンタルズ+短期のテクニカルを組み合わせて実践的なリポート、セミナーを展開。 ドル、ユーロなどメジャー通貨のみならず、アジア通貨を始めとするエマージング通貨でのディーリングについても造詣が深い。 また海外のトレーダー、ファンド関係者との親交も深い。

「YEN蔵」の名でブログ「YEN蔵のFX投資術-ドル、円、ユーロ、ポンド、オーストラリアドルで世界に投資」を開設。 為替市場に対するコメントなどで多数のアクセスを集めている。
また、Twitterでは「YENZOU」でマーケットの動きをつぶやいている。