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2018.02. 5

長期金利上昇で株下落。今回の米雇用統計では…?

2日に発表された1月の米雇用統計は、非農業部門雇用者数が20万人となり、予想の18万人を上回った。
失業率は4.1%と予想と一致した。

時間当たり賃金は26.74ドルとなり、前月比0.3%と12月の0.4%からは低下したが予想通りだった。
前年同月比では2.9%と2009年6月以来の大幅な伸びとなった。

1月の雇用統計は人口の集計方法を改め、過去の数字を改定した。
改定の結果2017年3月の就業者数は、14.6万人分多くなった。
2017年の失業率は0.7%低下したが、市場では3.5%まで下がるという予測も出てきている。

このように失業率が歴史的に低い水準が続いていることで、ようやく賃金が上昇してきたというところではないのだろうか。

前回のFOMCから今年の利上げペースは、年3回になるのではないかというのがコンセンサスになっている。
しかし強い米国指標や、今回の米雇用統計で賃金の上昇率が加速したことで、FRBの利上げペースが加速するのではないだろうかとの思惑がでてきた。

これをうけて米10年債利回りは前日の2.773%から2.841%に上昇した。
米10年債利回りは2.6%を超えてから上昇ペースが加速している。
この長期金利の上昇を受けてダウは665ドル安と2.54%の下落となった。
SP500も2.12%、ナスダックも1.96%の下落と3市場揃って下落となった。

ドル円は強い米国雇用統計を受けて、110.482まで上昇した。
しかしその後は株価の下落もあり110円台前半に下落。
東京市場ではニューヨーク株式市場の下落をうけて前場は565円安となり、ドル円も109.80付近まで下落した。

ドル円の109.70〜80は上昇前に2度ほどおさえられたレジスタンスレベルだったので、短期的には109.70~80がサポートとなろう。

米10年債利回りは2.864%まで上昇しており、これを受けてダウの先物も1%ほど下落していることも日本株の上値を重くしている。
ただドル円は日本株の下落によるリスクオフの動きが若干出ているが、米国金利の上昇によってサポートされている部分もあり、110円をはさんだレンジの動きになるのではないだろうか。

ドル円時間足チャート

ドル円時間足チャート ※クリックで画像拡大
(チャート:ヒロセ通商より)

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プロフィール

YEN蔵 田代岳 氏【通称:YEN蔵】
米系のシティバンク、英系のスタンダード・チャータード銀行と外資系銀行にて、20年以上、外国為替ディーラーとして活躍。
その後、独立し現在は投資情報配信を主業務とする株式会社ADVANCE代表取締役。 為替を中心に株式、債券、商品と幅広くマーケットをカバーして分かりやすい解説を行っている。

長期のファンダメンタルズ+短期のテクニカルを組み合わせて実践的なリポート、セミナーを展開。 ドル、ユーロなどメジャー通貨のみならず、アジア通貨を始めとするエマージング通貨でのディーリングについても造詣が深い。 また海外のトレーダー、ファンド関係者との親交も深い。

「YEN蔵」の名でブログ「YEN蔵のFX投資術-ドル、円、ユーロ、ポンド、オーストラリアドルで世界に投資」を開設。 為替市場に対するコメントなどで多数のアクセスを集めている。
また、Twitterでは「YENZOU」でマーケットの動きをつぶやいている。