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2018.03. 8

コーン氏辞任は織り込みか。[解説]ADP民間雇用とは?

おはようございます。
ドル円は106円台を回復、米国株は下げ渋り、日経平均も160円高と昨日のコーン氏辞任のリスクオフの流れが沈静化しています。

昨晩発表された米ADP民間雇用者数は強い数字となりました。
23.5万人増加と予想の19.5万人を上回り、1月分も23.4万人から24.4万人に上方修正されました。

ADP民間雇用とは?
ADP(Automatic Data Processing)
http://www.adpemploymentreport.com/

ADP(Automatic Data Processing)と言う米国のバックオフイス機能のサービスを提供する会社が給与計算から計算した雇用者の増加を、米国の雇用統計が発表される週の水曜日に発表する統計です。

米国の雇用統計と必ずしも一致するとは限りませんが、方向性とか比較的連動性が強いために、米雇用統計の前哨戦として注目されている指標です。

ドル円はこの数字を受けて106円付近まで上昇しましたが、その後に発表された米貿易収支が566億ドルの赤字と2008年10月以来の大きな数字になったことで、一時ドルが売られる局面もありました。
輸出が1.3%減少の2009億ドル、民間航空機や原油輸出が低迷しました。
輸入は変わらずで2575億ドルとなり、携帯電話や民間航空機の輸入が減少した反面、原油輸入が原油価格の上昇を受けて増加しました。

昨晩、カナダ中央銀行は政策金利を1.75%に据え置きました。
声明文では1月の声明をほぼ繰り返す形となりました。
今後の金利上昇が正当化される一方で、経済成長率を潜在水準近辺にとどめつつ、インフレ目標を達成するために、一定の金融緩和の継続が必要になる公算が大きくなるとしました。
貿易政策の動向は重要で、世界やカナダの見通しに不透明感を高める要因になっているとしました。

ドルカナダはここのところ貿易問題を材料にカナダ売りが進み、6日は1.30付近まで上昇し、一時1.2862付近まで下落しましたが、昨晩も1.2999付近まで上昇しました。

しかしホワイトハウスのサンダース報道官が鉄鋼とアルミニウムに対する輸入関税についてカナダとメキシコを除外する可能性があると発言したことでカナダ買いになり1.2883付近まで下落しています。

1.3が再びレジスタンスになり、ここからドル売りカナダ買いになるのか注目されます。

ドルカナダ時間足チャート

ドルカナダ時間足チャート ※クリックで画像拡大
(チャート:ヒロセ通商より)

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プロフィール

YEN蔵 田代岳 氏【通称:YEN蔵】
米系のシティバンク、英系のスタンダード・チャータード銀行と外資系銀行にて、20年以上、外国為替ディーラーとして活躍。
その後、独立し現在は投資情報配信を主業務とする株式会社ADVANCE代表取締役。 為替を中心に株式、債券、商品と幅広くマーケットをカバーして分かりやすい解説を行っている。

長期のファンダメンタルズ+短期のテクニカルを組み合わせて実践的なリポート、セミナーを展開。 ドル、ユーロなどメジャー通貨のみならず、アジア通貨を始めとするエマージング通貨でのディーリングについても造詣が深い。 また海外のトレーダー、ファンド関係者との親交も深い。

「YEN蔵」の名でブログ「YEN蔵のFX投資術-ドル、円、ユーロ、ポンド、オーストラリアドルで世界に投資」を開設。 為替市場に対するコメントなどで多数のアクセスを集めている。
また、Twitterでは「YENZOU」でマーケットの動きをつぶやいている。