» » 強い米雇用統計で株価は堅調だが、ダウやドル円は…?

  1. トレーダーブログ一覧
  2. 山根亜希子
  3. ひろぴー
  4. だいまん
  5. ゆきママ
 YEN蔵が教える円相場&トレード術
YEN蔵が選ぶ
FX会社
取引単位 通貨数 キャッシュ
バック
ドル円 ※
ドル円
ポイント
ヒロセ通商
(LION FX)
1,000通貨 50 最大56,000円 0.3銭 取引通貨、発注システムが豊富。
キャンペーンは使い分けるとお得に。
※原則固定

2018.03.12

強い米雇用統計で株価は堅調だが、ダウやドル円は…?

注目された2月の米雇用統計は、強い結果となりました。
非農業部門雇用者数は31.3万人と予想の20万人を大きく上回りました。2016年7月以来の強い数字でした。

失業率は4.1%で横ばいで、予想は4%でした。非常に強い数字でしたが、時間当たり賃金は26.75ドルとなり前月比0.1%と予想の0.2%を下回り、前年同月比で2.6%と予想の2.8%を下回りました。

労働参加率は62.7%から63%に上昇、賃金の上昇率が落ち着いた状況で、労働参加率の上昇、失業率の低下と比較的質の良い雇用統計が米国株の上昇を促したものと思われます。

2月の発表された1月の雇用統計では、平均賃金が前年比2.8%に上昇したことで、FRBの今年の利上げ回数が加速し、4回の可能性もあるのではとの思惑から長期金利が上昇し株価が下落しました。

ダウは600ドル超の下落となり、そのことが引き金になり2月の株価の下落が続きました。その後市場は落ち着いた状況で、今回の雇用統計を迎えたわけですが、先月とはうって変わり、株高、ドル高の流れとなりました。

今回は非農業部門雇用者数が、久々に30万人を超える強い数字でした。また労働参加率が上昇したということは、労働市場に参加する人が増加したということです。働く人が、あるいは職を探す人が増えている状況でも失業率が17年ぶり低水準に低下しているということは、非常に質の良い労働環境が続いているということです。

またこれまでは賃金の上昇が緩やかだったことが懸念材料にされていましたが、賃金が上昇したことが懸念されると言う皮肉な結果となりましたが、今回は賃金上昇率が低下したことでも市場はまり重要視しませんでした。

結局この結果を受けてダウは440ドル高と、米国株は強い上昇をみせ、ドル円も一時107円台を回復しました。

東京市場では日経平均が一時400円を超える上昇となりましたが、国会で財務省の文章書き換え問題が焦点になっており、政治的な混乱を嫌って、ドル円は107円台が重く、106.50付近まで下落しました。 ドル円は106.40~50が短期的なサポート、107円がレジスタンスになっています。サポートを維持し107円を再度上抜けするか注目されます。

ドル円時間足チャート

ドル円時間足チャート ※クリックで画像拡大
(チャート:ヒロセ通商より)

本日の記事に関連するページ


プロフィール

YEN蔵 田代岳 氏【通称:YEN蔵】
米系のシティバンク、英系のスタンダード・チャータード銀行と外資系銀行にて、20年以上、外国為替ディーラーとして活躍。
その後、独立し現在は投資情報配信を主業務とする株式会社ADVANCE代表取締役。 為替を中心に株式、債券、商品と幅広くマーケットをカバーして分かりやすい解説を行っている。

長期のファンダメンタルズ+短期のテクニカルを組み合わせて実践的なリポート、セミナーを展開。 ドル、ユーロなどメジャー通貨のみならず、アジア通貨を始めとするエマージング通貨でのディーリングについても造詣が深い。 また海外のトレーダー、ファンド関係者との親交も深い。

「YEN蔵」の名でブログ「YEN蔵のFX投資術-ドル、円、ユーロ、ポンド、オーストラリアドルで世界に投資」を開設。 為替市場に対するコメントなどで多数のアクセスを集めている。
また、Twitterでは「YENZOU」でマーケットの動きをつぶやいている。