• 投稿:2018.02.01 (最終更新:2018.06.25)

ドル円は108円台で一旦底打ち。FOMCが注目されたが…

昨日は月末とともに、トランプ大統領の一般教書演説、FOMCとイベントが集中した日となった。
トランプ大統領の演説は特段新たな貿易障壁を設ける文言はなくマーケットに対する影響は限定的だった。

FOMCが注目されたが、ドル円はその前から上昇していた。
1月の米ADP民間雇用者数は23.4万人増加と予想の18.5万人を上回った。
1月には大寒波が訪れたにもかかわらず、幅広い分野で雇用は拡大し労働市場の堅調さが引き続き継続していることが確認された。

ADPの発表後、ドル円は徐々に上昇し一時109.40付近まで上昇した。
ドル円は深夜1時前に上昇し、ユーロドルも1時前に1.2475の高値を示現下後に下落した。
東京時間の深夜1時はロンドンの16時にあたり、ロンドンのフィキシング(値決め、東京の9時55分の仲値と同様なもの)がある。
ロンドンは朝8時(東京時間17時)と夕方1は時のフィキシングが有名で、この時間に為替が動くことが多い。
特にロンドン16時のフィキシングは多くの通貨の値決めが行われ、世界中の金融機関など(毎日資産価格を出さなければいけない投信やヘッジファンドなどが、このロンドン16時の為替のレートを使って保有する資産の現在の価値を算出する)が利用するために注目度が高い時間帯になる。

特に昨日は月末にあたるために、通常の日よりもフローが多めにあったのではないだろうか。
月末はMSCI、債券インデックスの組み換えなどが起こるときのロンドンフィキシングも大きく動く時が多い。

昨日はドル円がロンドンフィキシングまで上昇したことを考えると、ドル円の上昇はロンドンフィキシングにからむ需要だった可能性が高い。

ドル円は、その後109.42まで上昇後にFOMCで一時109.97付近まで下落したが、その後反発した。
109円付近がサポートされた後は、東京時間は109.41まで上昇し109円台前半で推移している。

ドル円は108円台中盤がサポートされた後に109円台を回復しているが、下落前の戻り高値となった109.70~80付近を上抜けできるかどうかがポイントになるだろう。

ドル円1分足チャート

ドル円1分足チャート ※クリックで画像拡大
(チャート:ヒロセ通商より)

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