• 投稿:2018.02.08 (最終更新:2018.06.25)

連立協議合意でもユーロが下落した理由は?

昨晩はいくつかの材料でドルは堅調となった。

ノボトニー・オーストリア中銀総裁は、地元紙とのインタビューで、米財務省は意図的にドルに圧力をかけており、ドル安を維持することを望んでいると発言し、米政権の政策に対抗するためにEUは結束を強めるべきだと発言した。

昨晩行われた240億ドルの10年債の入札では、最高落札利回りが2.811%と2014年1月以来の高水準。
応札倍率は2.34倍で2017年9月以来の低水準となった。
入札は全般的に低調となり、米10年債利回りは前日の2.766%から2.834%に上昇となった。

また幾人かの地区連銀総裁がコメントを述べたことも材料になった。

ウィリアムズ・サンフランシスコ連銀総裁は、米経済は緩やかな金利上昇に明らかに対応できる、景気が過度に減速するというリスクは、それほど懸念していないと発言した。

エバンズ・シカゴ連銀総裁は、インフレが大幅に上昇しているとの確信が持てれば追加利上げは正当化される、経済指標が正当化されれば年に3回、もしくは4回の利上げを支持することを支持すると述べました。
ただ少なくとも2018年半ばまで利上げを実施する必要はないとも語りました。

継続されていたメルケル与党のキリスト教民主・社会同盟と社会民主党の大連立交渉が原則合意に達した。
メルケル首相が大幅に譲歩した模様だ。
ここで社会民主党が財務相のポストを確保した。
8年間在任したショイブレ財務相は厳しい財政規律を進めたことで、南欧などのユーロ圏諸国には不人気だった。
この人事を受けてドイツ国債利回りは上昇、南欧の債券利回りは低下した。
しかし健全財政を推進したショイブレ氏の退任はユーロの売り材料になったようだ。

これらの材料を受けてユーロドルは、サポートされていた1.2220~30を下抜けしたことでストップを巻き込み下落が加速した。

短期的には下抜けした1.2220~30がレジスタンスとなり、前回安値の1.2150~60を試しに行く展開になるのではないだろうか。
1.21台を維持できるかどうかが、ユーロの上昇トレンドを継続できるかどうかにとって重要だと思われる。

ユーロドル時間足チャート

ユーロドル時間足チャート ※クリックで画像拡大
(チャート:ヒロセ通商より)

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